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2026年1月16日
インプラントは将来どうなる?長く使うために知っておきたいこと

インプラント治療を受けた方、あるいはこれから検討されている方にとって、「このインプラントは将来どうなるのだろう」という疑問は当然のことです。
高額な治療費を投じるからこそ、長く快適に使い続けたいと思うのは自然なことでしょう。
インプラントの平均寿命は10〜20年以上とされていますが、実際には40年以上使い続けられた例も報告されています。
つまり、適切なケアとメンテナンスを行えば、インプラントは生涯にわたって機能する可能性があるのです。本記事では、インプラントを長持ちさせるために知っておきたい知識と、老後も安心して使い続けるための具体的な方法をお伝えします。
インプラントの寿命はどれくらいなのか
インプラント治療を検討する際、まず気になるのが「どれくらい持つのか」という点です。
インプラントは決して安い治療ではありませんから、長期的な視点で考えることが大切です。
平均的な寿命と生存率
インプラントの平均的な寿命は10〜15年程度とされています。ただし、これはあくまで平均値であり、適切なメンテナンスを続ければ20年以上、さらには40年以上使い続けることも可能です。
厚生労働省の調査によれば、部分的あるいは全ての歯を欠損した症例での10〜15年後の生存率は上顎で約90%、下顎で約94%と報告されています。骨移植を伴うケースや抜歯後すぐにインプラントを埋入したケースでも87〜92%程度の生存率が確認されており、高い成功率を誇る治療法といえます。
世界で初めてインプラント治療を受けた男性は、その後41年間にわたってインプラントを使い続け、亡くなるまでしっかりと機能していたという記録もあります。
他の治療法との比較
入れ歯の寿命は約3〜5年、ブリッジは7〜8年程度とされています。
こうした数字を見ると、インプラントがいかに長持ちする治療法であるかがわかります。初期費用は高額ですが、長期的に見れば費用対効果に優れた選択肢といえるでしょう。
また、入れ歯やブリッジは周囲の健康な歯に負担をかけるため、残っている歯の寿命を縮めてしまう可能性があります。インプラントは独立した歯として機能するため、他の歯を守ることにもつながります。
インプラントを長持ちさせる3つの重要ポイント

インプラントの寿命は、日々のケアと生活習慣によって大きく左右されます。
ここでは、インプラントを長く使い続けるために欠かせない3つのポイントをご紹介します。
インプラント周囲炎の予防が最重要
インプラントが脱落する最大の原因は「インプラント周囲炎」です。
これは歯周病と同じように、インプラントを支えている周囲の組織が徐々に破壊されていく病気です。インプラント本体は虫歯になりませんが、周囲の歯ぐきや骨は炎症を起こす可能性があります。
予防の基本は、毎日の丁寧な歯磨きです。歯垢をためないことで、インプラント周囲炎のリスクを大幅に減らすことができます。歯科医院での定期的なクリーニングも併用し、お口の中を清潔に保つことが大切です。
定期的なメンテナンスを欠かさない
インプラント治療は「埋入して終わり」ではありません。
埋入したインプラントを良い状態に維持し続けるためには、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。一般的には3〜4ヵ月に1度のペースでメンテナンスを受けることが推奨されています。
メンテナンスでは、口腔内のチェック、噛み合わせの調整、歯の清掃、生活指導、ブラッシング指導などが行われます。必要に応じてレントゲン撮影も実施し、目に見えない部分の状態も確認します。
定期的なメンテナンスを継続することは、インプラントのトラブルを防ぐだけでなく、残っている天然歯を守ることにもつながります。
生活習慣に気をつける
たばこに含まれるニコチンは血行を悪くし、免疫力を低下させます。
歯ぐきの炎症が起こりやすくなるため、喫煙者は非喫煙者と比べてインプラント周囲炎になる確率が高くなります。インプラントを長持ちさせたいなら、禁煙を強くお勧めします。
また、歯ぎしりや食いしばりにも注意が必要です。人が噛む力は思っている以上に強く、就寝中など無意識の状態では数百kg〜1トン近くの力が加わることもあります。このような大きな力が特定の場所に繰り返しかかると、インプラントに負担がかかり破損してしまうことがあります。
噛み合わせに異常がないか、歯科医院で定期的にチェックしてもらうと安心です。必要に応じてナイトガード(マウスピース)の使用も検討しましょう。
信頼できる歯科医院選びが寿命を左右する

インプラントの寿命には、歯科医師の技術力も大きく影響します。
治療を受ける歯科医院選びは、将来の快適さを左右する重要な決断です。
高度な技術と豊富な経験
インプラント治療は高度な技術を要する治療です。歯科医院やドクターによって技術の差は異なり、実績数も大きく異なります。
当院では500例以上のインプラント治療経験を持つドクターが担当し、他院で「難しい」と言われた方の相談にも対応しています。骨造成を伴うケースや複数本の埋入が必要なケースまで、幅広い症例に対応できる体制を整えています。
治療前には必ずCT画像と3Dシミュレーションを使用し、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた「正しい位置」を導き出してから治療を進めます。ガイデッドサージェリーを使用することで、シミュレーション通りの位置に精密に埋入することが可能です。
信頼性の高いインプラントメーカーを使用
インプラントを提供しているメーカーは世界に数多くありますが、信頼できるメーカーを選ぶことも重要です。
当院では、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製のインプラントを使用しています。本体だけでなく、仮歯の土台や最終的な被せものを固定するネジに至るまで純正パーツを採用し、長期的な安定性を重視しています。
安価なメーカーは精度にばらつきが出る恐れがあり、将来的なトラブルのリスクが高まります。長く安心して使うためには、材料選びからこだわることが大切です。
インプラント周囲炎を防ぐ設計
近年問題になりやすいインプラント周囲炎を予防するため、当院ではセメントを使わないネジ固定式+フルジルコニアの被せものを標準としています。
セメント固定は炎症リスクの一因になりやすいため、これを避けることで長期的な安定性を高めています。フルジルコニアは細菌が繁殖しにくい素材で、お手入れしやすく清潔な状態を保ちやすい設計です。
「入れて終わり」ではなく、長期安定まで見据えた設計が特徴です。
老後も安心して使い続けるために

インプラント治療を受けた方の多くが気にされるのが、「老後も問題なく使えるのか」という点です。
年齢を重ねても快適に使い続けるためのポイントをお伝えします。
保証制度を確認しておく
「万が一、インプラント治療に失敗してしまったら…」と不安を感じている方も多いでしょう。
最近では患者様が安心して治療を受けられるよう、インプラントの保証制度を設けている歯科医院が増えています。インプラント本体や上部構造、手術代など、保証対象となる費用や保証年数は医院により異なりますので、事前にしっかりと確認しておく必要があります。
ただし、医院の指定どおりにメンテナンスを受けていない、医師の指示どおりに禁煙できないといった場合には、トラブルが起きたとしても保証対象外となるケースもあります。保証を受けるための条件も併せて確認しておきましょう。
全身の健康状態も大切
インプラントを長持ちさせるには、お口の中だけでなく全身の健康状態も重要です。
糖尿病などの全身疾患は、インプラント周囲炎のリスクを高める可能性があります。定期的な健康診断を受け、全身の健康管理にも気を配ることが大切です。
また、加齢とともに免疫力が低下すると、感染症にかかりやすくなります。バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠など、基本的な生活習慣を整えることが、インプラントの長期的な成功につながります。
定期的な見直しと調整
年齢を重ねるにつれて、お口の中の状態も変化していきます。
天然歯は力によって動くことがありますが、インプラントは動かないため、時間の経過とともに噛み合わせが変化することがあります。定期的なメンテナンスで噛み合わせを調整することで、インプラントへの過度な負担を防ぐことができます。
また、上部構造(被せもの)は長年の使用で摩耗することがあります。必要に応じて交換することで、インプラント本体を長く保つことができます。
将来を見据えた治療計画の重要性
インプラント治療は、目の前の欠損を補うだけでなく、将来のお口の健康を守るための治療です。
長期的な視点で治療計画を立てることが大切です。
お口全体のバランスを考える
1本のインプラントを入れる場合でも、お口全体のバランスを考えることが重要です。
噛み合わせが悪いと、インプラントだけでなく残っている天然歯にも負担がかかります。必要に応じて歯列矯正などで噛み合わせを整えておくことで、インプラントも天然歯も長持ちさせることができます。
当院では、CT画像と3Dシミュレーションを使って、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた「正しい位置」を導き出してから治療を進めます。単にインプラントを埋めるのではなく、将来を見据えた治療計画を立てることを大切にしています。
骨造成が必要なケースにも対応
「骨が少ない」「薄い」と言われてインプラントを諦めかけた方でも、骨造成という方法で対応できる場合があります。
当院では、GBR、サイナスリフト、ソケットリフトなどの骨造成手術にも対応しており、他院で「難しい」と言われたケースでも相談可能です。転倒で前歯が折れてしまったケースや、骨が足りないと言われたケースなど、さまざまな症例でインプラントと骨造成を組み合わせた治療を行い、長期的な経過も良好です。
難症例であっても、適切な治療計画と技術があれば、長く使えるインプラントを実現できる可能性があります。
まとめ:インプラントを一生ものにするために
インプラントの平均寿命は10〜20年以上ですが、適切なケアとメンテナンスを続けることで、40年以上使い続けることも可能です。
インプラントを長持ちさせるためには、以下の3つが特に重要です。
- インプラント周囲炎の予防:毎日の丁寧な歯磨きと定期的なクリーニング
- 定期的なメンテナンス:3〜4ヵ月に1度のペースで歯科医院でのチェック
- 生活習慣の改善:禁煙、歯ぎしり・食いしばりへの対策
また、信頼できる歯科医院選びも寿命を左右する重要な要素です。高度な技術と豊富な経験を持つドクター、信頼性の高いインプラントメーカーの使用、インプラント周囲炎を防ぐ設計など、長期的な視点で治療を提供している歯科医院を選ぶことが大切です。
当院では、CT画像と3Dシミュレーションを使った精密な治療計画、500例以上の経験を持つドクターによる治療、ノーベルバイオケア社製の高品質なインプラント使用、セメントを使わないネジ固定式+フルジルコニアによるインプラント周囲炎予防など、長期的な安定性を重視した治療を提供しています。
インプラント治療は外科処置を伴う自由診療であり、術後の腫れや痛み、インプラント周囲の炎症・脱落などのリスクがあります。良好な経過のためには日々のケアと定期検診が欠かせません。
インプラントを将来にわたって快適に使い続けるために、まずは信頼できる歯科医院で相談してみることをお勧めします。お口の状態を詳しく診査し、あなたに最適な治療計画をご提案いたします。
鈴木歯科医院では、インプラント治療に関する無料相談を行っています。
「骨が少ないと言われた」「他院で難しいと言われた」という方も、ぜひ一度ご相談ください。CT撮影も無料で行い、あなたのお口の状態を詳しく診査した上で、最適な治療プランをご提案いたします。
インプラント本体には10年保証、上部構造には5年保証(非喫煙者に限る)もご用意しており、安心して治療を受けていただける体制を整えています。
将来を見据えた「間違いのないインプラント治療」を、私たちと一緒に始めませんか。
監修医師
鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴
宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業
宇都宮高校 卒業
昭和大学歯学部 卒業
千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)
千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員
安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務
オーキッド歯科クリニック 勤務
オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任
鈴木歯科医院 副院長 就任
所属
公益社団法人日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
挨拶
はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。
2026年1月16日
インプラントが向かないのはどんな人?治療前に知りたい判断基準

インプラント治療を検討する前に知っておきたいこと
歯を失った際の選択肢として、インプラント治療は非常に優れた方法です。
しかし、すべての方に適しているわけではありません。
実は、お口の状態や全身の健康状態によって、インプラント治療が向かないケースも存在します。治療を始める前に、ご自身がインプラントに適しているかどうかを知ることは、後悔しない選択をするために欠かせません。
この記事では、インプラント治療が向かない人の特徴と、その判断基準について詳しく解説していきます。健康状態や生活習慣を考慮した選択が、長期的な成功につながるのです。
顎の骨が不足している方

インプラント治療では、顎の骨に人工歯根を埋め込みます。
そのため、顎の骨が十分でない場合、インプラントの安定性が確保できません。骨が足りないと、インプラントが固定されずグラつく可能性があり、治療後の定着がうまくいかず脱落するリスクも高まります。
骨が不足していると診断される主なケース
歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶けてしまうことがあります。
特に重度の歯周病では、骨の吸収が著しく進んでいる場合が多いです。また、歯を失ってから長期間放置していると、顎の骨が自然に吸収され減少していきます。さらに、もともと骨の厚みや高さが不足している場合も、インプラントの埋入が難しくなります。
CT検査によって骨量が足りないと診断された場合、そのままではインプラント治療を受けることができません。
骨造成術という選択肢
骨が不足している場合でも、骨を増やす「骨造成術(GBR)」を併用すれば、インプラント治療が可能になるケースがあります。
当院でも、骨造成を伴うケースに対応しており、他院で「骨が足りないのでインプラントは難しい」と言われた方の相談も受け付けています。ただし、骨造成術には追加の手術や治療期間の延長が必要になるため、患者さんの負担も考慮しながら慎重に判断することが大切です。
重度の歯周病がある方
歯周病は、歯を支える骨や歯茎を破壊する病気です。
重度の歯周病が進行している場合、インプラントの安定性が損なわれる可能性があります。歯茎や骨が健康でないと、インプラントを埋めても炎症が起こりやすく、「インプラント周囲炎」を引き起こすリスクが高まります。
歯周病治療後の可能性
歯周病が進行している場合でも、適切な治療を受けて炎症を抑え、歯茎と骨の状態が改善されれば、インプラント治療が可能になる場合があります。
軽度から中等度の歯周病であれば、歯周病治療によって炎症をコントロールできれば、インプラントが可能になるケースが多いです。重度の歯周病で骨の吸収が進んでいる場合は、骨造成術や歯周組織再生療法を併用し、十分な土台を作る必要があります。
インプラント治療を検討する前に、まず歯周病治療を行い、口腔内環境を整えることが大切です。治療後も日常のメインテナンスや定期的な健診を継続することが、長期的な成功のカギとなります。
コントロールできない全身疾患をお持ちの方

インプラントは外科手術を伴うため、全身疾患がある場合は注意が必要です。
インプラント治療に影響を及ぼす主な疾患
糖尿病がある方は、傷の治りが遅く、感染症のリスクが高まります。
特に1型糖尿病は、免疫機能の低下により骨の治癒やインプラント体と骨との結合に悪影響を及ぼす可能性があるため、基本的に絶対的禁忌症とされています。2型糖尿病の場合は、血糖値がしっかりコントロールされていれば、インプラント治療が可能になるケースもあります。
心疾患がある方で抗血栓薬を服用している場合、手術中の出血リスクが高まります。骨粗しょう症の方は、骨の密度が低く、インプラントの固定が難しくなることがあります。また、免疫不全やリウマチ、膠原病などでステロイド薬を服用している方も、骨の治癒に影響が出る可能性があります。
専門医との連携が重要
全身疾患がある場合でも、しっかりと医師と相談し、適切な管理ができていればインプラント治療が可能な場合もあります。
担当医と連携して血糖コントロールを行ったり、服用している薬について歯科医師に報告したりすることが大切です。当院では、500例以上のインプラント治療経験を持つドクターが、患者さんの全身状態を考慮しながら、安全な治療計画を立てています。
喫煙習慣がある方

喫煙は、インプラントの成功率を大きく下げる要因のひとつです。
タバコの一酸化炭素は血流を阻害し、ニコチンは血管を収縮させる作用があるため、インプラント体と顎の骨の結合が難しくなるリスクが高まります。さらに、喫煙者は免疫機能が低下し、術後の感染リスクが高まり、インプラント周囲炎を引き起こしやすくなります。
禁煙の重要性
インプラントを長持ちさせるためには、禁煙することが強く推奨されます。
治療前から禁煙を始めることで、手術時の出血量が減り、術後の治癒も早まります。また、インプラント埋入後も禁煙を継続することで、インプラント周囲炎のリスクを大幅に減らすことができます。
当院では、インプラント治療を受ける方には、治療の成功率を高めるために禁煙をお願いしています。どうしても禁煙が難しい場合は、他の治療法も含めて相談させていただきます。
未成年や妊娠中の方
インプラント治療は、未成年の方は対象外です。
未成年がインプラント治療を避けるべき理由
子供や未成年は、顎の骨が成長段階にあります。
成長期にインプラントを埋め込んでしまうと、骨の成長によってインプラントの位置がずれる恐れや、インプラントの固定が不安定になる恐れがあります。人が成長する際、骨の成長速度やパターンには個人差があり、これを正確に予測することは非常に困難です。
そのため、18歳以下または20歳未満の方に対してインプラント治療を控えるクリニックが多いのです。顎の成長が完了したことを確認してから治療を受けることが推奨されます。
妊娠中の方への配慮
妊娠中は、基本的にインプラント治療を避けるべきです。
レントゲン撮影や麻酔、出血を伴う外科手術、術後に処方される抗生物質や痛み止めの薬などにより、胎児への悪影響が起こる可能性があります。出産後に体調が安定してから治療を受けることをお勧めします。
定期的な通院が難しい方

インプラント治療は、埋入後のメインテナンスが非常に重要です。
治療後も定期的な通院ができない場合、インプラント周囲炎などのトラブルが起こるリスクが高まります。日々のケアと定期検診が欠かせないため、通院が難しい方はインプラント治療に向かない可能性があります。
メインテナンスの重要性
インプラントは、天然歯と同じように日々のケアが必要です。
歯磨きやフロスを使った清掃を怠ると、インプラント周囲炎を引き起こし、最悪の場合はインプラントが脱落してしまうこともあります。また、定期的な健診では、インプラントの状態や噛み合わせをチェックし、早期に問題を発見することができます。
当院では、治療後も定期的なメインテナンスを通じて、インプラントを長く快適に使っていただけるようサポートしています。通院頻度については、患者さんのライフスタイルに合わせて相談させていただきますので、まずはご相談ください。
まとめ・・・インプラント治療を成功させるために
インプラント治療は、失った歯を補う優れた方法ですが、すべての方に適しているわけではありません。
顎の骨が不足している方、重度の歯周病がある方、コントロールできない全身疾患をお持ちの方、喫煙習慣がある方、未成年や妊娠中の方、定期的な通院が難しい方は、インプラント治療が向かない可能性があります。
しかし、骨造成術や歯周病治療、禁煙、全身疾患のコントロールなど、適切な対応をすることで、インプラント治療が可能になるケースも多くあります。大切なのは、ご自身の状態を正確に把握し、専門医と相談しながら最適な治療法を選択することです。
当院では、CT画像と3Dシミュレーションを使用し、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた「正しい位置」を導き出してから治療を進めています。500例以上のインプラント治療経験を持つドクターが、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療計画を立て、他院で「難しい」と言われた方の相談にも対応しています。
インプラント治療を検討されている方は、まずは無料相談をご利用ください。歯科用CTも無料で撮影しており、ご自身の状態を詳しく知ることができます。安心して治療を受けていただけるよう、丁寧にサポートさせていただきます。
鈴木歯科医院では、患者さんが後悔しない選択をしていただけるよう、治療前の診査・診断を最重要と考えています。インプラント治療に関するご不安やご質問がありましたら、お気軽にご相談ください。
監修医師
鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴
宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業
宇都宮高校 卒業
昭和大学歯学部 卒業
千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)
千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員
安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務
オーキッド歯科クリニック 勤務
オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任
鈴木歯科医院 副院長 就任
所属
公益社団法人日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
挨拶
はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。
2026年1月16日
インプラント術後はどう過ごす?回復までの目安と安心のポイント

インプラント手術後の過ごし方が回復を左右する理由
インプラント治療を受けられた方にとって、手術後の過ごし方は非常に重要です。
手術直後から数か月間の生活習慣や食事内容、口腔ケアの方法によって、インプラントと骨の結合状態や回復スピードが大きく変わってきます。適切なケアを行うことで、痛みや腫れを最小限に抑え、感染リスクを減らし、インプラントを長く快適に使っていただける土台を作ることができます。
逆に、術後の注意点を守らずに過ごしてしまうと、せっかく埋入したインプラントが安定せず、再治療が必要になるケースもあります。特に手術直後の数日間は、傷口がデリケートな状態ですので、細心の注意が必要です。
この記事では、インプラント手術後の過ごし方や回復までの目安、注意すべきポイントを詳しく解説していきます。安心して回復期間を過ごしていただくために、ぜひ最後までお読みください。
手術当日から翌日までの過ごし方

手術当日は、麻酔が切れるまで飲食を控えることが大切です。
麻酔が効いている間は口腔内の感覚が鈍っているため、誤って舌や頬の内側を噛んでしまう恐れがあります。また、熱い飲み物はやけどの原因になりやすく、アルコールは出血を長引かせる可能性があるため、当日は避けるようにしてください。
麻酔が切れた後も、手術部位に刺激を与えないよう、やわらかい食事を中心に摂るようにしましょう。おかゆ、スープ、豆腐、ヨーグルトなど、噛む力をほとんど必要としない食べ物が理想的です。
手術当日は激しい運動や入浴を避け、シャワー程度にとどめてください。血行が良くなりすぎると出血や腫れが悪化する可能性があります。また、患部を指や舌で触らないよう注意し、安静に過ごすことが回復への第一歩です。
術後2~3日目の注意点と症状の変化
術後2~3日目は、腫れや痛みがピークを迎える時期です。
この時期は傷口がまだ安定していないため、引き続きやわらかい食事を心がけましょう。おかゆ、スープ、豆腐、ヨーグルトなど、軽く噛む程度で食べられるものが望ましいです。熱すぎるもの、冷たすぎるもの、辛いもの、酸っぱいものなど、刺激の強い食品は避けてください。
痛みがある場合は、処方された鎮痛剤を指示通りに服用してください。我慢しすぎると体に負担がかかり、回復が遅れることもあります。腫れに対しては、冷やしすぎない程度に患部を冷やすことで、症状を和らげることができます。
この時期も、インプラントを入れた側では噛まないように注意し、反対側で食事をするようにしてください。また、口腔内を清潔に保つため、手術部位以外は通常通り歯磨きを行い、手術部位は処方されたうがい薬で優しくすすぐ程度にとどめましょう。
術後1週間の過ごし方と食事の工夫
術後1週間が経過すると、腫れや痛みが徐々に治まってきます。
この時期から、少しずつ普段の食事に近づけていくことができますが、まだ完全に元通りというわけではありません。インプラントを入れた側ではなるべく噛まないように気をつけながら、やわらかめの食材を選んで食事をしてください。
煮込んだ野菜、蒸し魚、卵料理、柔らかく煮た肉類など、噛み切りやすい食材を中心にメニューを組み立てると良いでしょう。ただし、粘り気のある食品(餅、ガムなど)や硬い食材(ナッツ類、フランスパンなど)は、まだ避けるべきです。
口腔ケアについては、手術部位も含めて優しくブラッシングを始めることができますが、力を入れすぎないよう注意してください。処方されたうがい薬を使用し、食後は必ず口をすすぐ習慣をつけることで、感染リスクを減らすことができます。
術後2~4週間の回復期における生活習慣
術後2~4週間になると、歯ぐきの状態が落ち着いてくる段階です。
この時期は、噛む力を少しずつ戻していける時期ですが、まだ完全に元通りの食事ができるわけではありません。粘り気のある食品や硬い食材は引き続き避け、インプラント部位への過度な負担を避けるようにしてください。
日常生活においても、激しい運動や重いものを持つ作業は控えめにし、体に無理をかけないことが大切です。喫煙は血管を収縮させ、治癒を遅らせる大きな要因となるため、この期間は特に禁煙を徹底してください。
定期的な通院も重要です。歯科医師が傷口の治り具合やインプラントの安定性を確認し、必要に応じて抜糸や経過観察を行います。この時期に異常を早期発見することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
術後2~3か月の骨結合期間とケアのポイント
術後2~3か月は、インプラントと骨が結合する「オッセオインテグレーション」が進む重要な時期です。
この期間中は、インプラント体が顎の骨としっかり一体化するプロセスが進んでいます。この結合が順調に進むことで、インプラントが天然の歯根のように機能し、長期的に安定した状態を保つことができます。
この時期になると、仮歯が入ることで噛みやすくなりますが、仮歯は最終的な歯に比べて強度がやや低いため、硬い食品は避けるようにしてください。また、インプラント部位に過度な力をかけないよう、食事の際は注意を払いましょう。
口腔ケアは通常通り行い、インプラント周囲も丁寧にブラッシングしてください。ただし、力を入れすぎると歯ぐきを傷つける可能性があるため、やわらかめの歯ブラシを使用し、優しく磨くことが大切です。
定期的なメインテナンスも欠かせません。歯科医師による専門的なクリーニングと経過観察を受けることで、インプラント周囲炎などのトラブルを予防し、長期的な安定を確保できます。
インプラント術後に避けるべき生活習慣

インプラント術後の回復を妨げる生活習慣があります。
まず、喫煙は最も避けるべき習慣の一つです。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、傷口への血流を低下させるため、治癒が遅れる原因となります。また、インプラントの定着を妨げる要因にもなりやすいため、術後は禁煙を強く推奨します。
アルコールも術後は控えるべきです。アルコールは血流を促進し、出血を長引かせる可能性があります。また、アルコールの代謝による体内炎症反応も治癒の妨げとなることが知られています。術後1~2週間は摂取を控え、その後も医師の指示に従ってください。
激しい運動や重労働も、術後しばらくは避けるべきです。血圧が上がることで出血や腫れが悪化する可能性があるため、体に負担をかけない程度の軽い活動にとどめましょう。
さらに、硬い食べ物や粘り気のある食品も、術後一定期間は避けてください。ナッツ類、フランスパン、餅、ガムなどは、インプラント部位に過度な負担をかけ、結合を妨げる可能性があります。
インプラント周囲炎を予防するための日常ケア
インプラント治療後に最も注意すべきトラブルの一つが「インプラント周囲炎」です。
インプラント周囲炎とは、インプラント周辺の歯ぐきや骨に炎症が起こる状態で、放置すると骨が吸収され、インプラントが脱落する原因となります。この予防には、日々の口腔ケアと定期的なメインテナンスが不可欠です。
毎日のブラッシングでは、インプラント周囲も丁寧に磨くことが重要です。やわらかめの歯ブラシを使用し、歯と歯ぐきの境目を優しく磨いてください。また、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間の汚れもしっかり除去しましょう。
当院では、インプラント周囲炎を予防するため、セメントを使わないネジ固定式とフルジルコニアの被せものを標準採用しています。この設計により、セメントの残留による細菌繁殖リスクを減らし、お手入れしやすく清潔な状態を保ちやすくしています。
定期的な歯科医院でのメインテナンスも欠かせません。専門的なクリーニングと検査を受けることで、初期段階でのトラブルを発見し、適切な対処を行うことができます。
当院のインプラント治療の特徴と安心のサポート体制

鈴木歯科医院では、「間違いのないインプラント治療」を目指しています。
ただインプラントを埋めるのではなく、CT画像と3Dシミュレーションを使って、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた「正しい位置」を導き出してから治療を進めます。必要に応じて骨を作る手術(骨造成)やガイデッドサージェリーも行い、シミュレーション通りの位置に精密に埋入していきます。
手術は局所麻酔をしっかり効かせたうえで行うため、できるだけ痛みを抑え、通院回数や治療期間の負担を減らすことにも配慮しています。フラップレス手術や骨造成を伴うケース、複数本の埋入が必要なケースまで、500例以上のインプラント治療経験を持つドクターが担当し、他院で「難しい」と言われた方の相談にも対応しています。
使用するインプラントは、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製です。本体だけでなく、仮歯の土台や最終的な被せものを固定するネジに至るまで純正パーツを採用し、長期的な安定性を重視しています。
治療後も定期的なメインテナンスを通じて、インプラントを長く快適に使っていただけるようサポートしています。転倒で前歯が折れてしまったケースや、他院で「骨が足りないのでインプラントは難しい」と言われたケースなど、さまざまな症例で長期的な経過も良好です。
まとめ:安心してインプラント術後を過ごすために
インプラント手術後の過ごし方は、治療の成功と長期的な安定に直結します。
手術当日から数日間は、やわらかい食事を心がけ、患部に刺激を与えないよう注意してください。術後1週間から1か月にかけては、徐々に普段の食事に近づけながらも、硬い食材や粘り気のある食品は避け、インプラント部位への負担を最小限に抑えることが大切です。
術後2~3か月の骨結合期間は、インプラントが骨としっかり一体化する重要な時期です。この期間中は、喫煙や飲酒を控え、口腔ケアを丁寧に行い、定期的なメインテナンスを受けることで、インプラントの安定を確保できます。
インプラント周囲炎を予防するためには、日々のブラッシングと歯科医院での専門的なクリーニングが欠かせません。当院では、お手入れしやすい設計のインプラントを採用し、長期的なサポート体制を整えています。
インプラント治療は外科処置を伴う自由診療です。術後の腫れや痛み、インプラント周囲の炎症・脱落などのリスクがあり、良好な経過のためには日々のケアと定期検診が欠かせません。
インプラント治療に関するご相談は、鈴木歯科医院までお気軽にお問い合わせください。
経験豊富なドクターが、あなたのお口の状態に合わせた最適な治療プランをご提案いたします。CT画像と3Dシミュレーションを使った精密な診査・診断により、安心して治療を受けていただける環境を整えています。
監修医師
鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴
宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業
宇都宮高校 卒業
昭和大学歯学部 卒業
千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)
千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員
安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務
オーキッド歯科クリニック 勤務
オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任
鈴木歯科医院 副院長 就任
所属
公益社団法人日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
挨拶
はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。
2026年1月16日
インプラント後に腫れるのはなぜ?放置していいケースと注意点を解説

インプラント手術後の腫れは自然な反応です
インプラント治療を受けた後、頬が腫れてしまって不安になった経験はありませんか?
手術後の腫れは、実は体が正常に治癒しようとしている証拠なのです。インプラント治療では、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込むため、歯肉を切開し骨に穴を開ける外科処置を行います。この際、骨や歯肉、血管が直接刺激を受けることで、体は自然な防御反応として炎症を起こします。
炎症は損傷を受けた組織を修復するために必要な反応であり、血液やリンパ液が増えて組織が膨らむことで腫れが生じます。この段階での腫れは、ほぼ全員に見られる正常な反応です。ただし、全ての腫れが自然な反応というわけではありません。
手術後すぐの腫れは生理的なものであることが多いものの、数週間後や数ヵ月後に出る腫れは、感染や炎症、インプラント周囲炎などのトラブルの兆候である可能性があります。特にインプラント周囲炎は進行が早く、骨の吸収やインプラントの脱落につながることもあるため、早期発見と迅速な対応が大切です。
腫れのピークと治癒の経過を知っておきましょう

手術直後から3日目までがピークです
術後の腫れは、手術翌日から2日目、3日目にかけてピークを迎えることが多く、その後は徐々に落ち着いていきます。
一般的には一週間以内に目立たなくなります。腫れの範囲は手術部位だけでなく頬や顎周辺まで広がる場合がありますが、経過とともに引いていきます。この時期の腫れは頬が外側に膨らんで見えるため、鏡を見ると気になる方も少なくありません。
また、口が開けづらくなったり、食事や会話がしにくくなったりすることもあります。痛みや熱感を伴う場合もありますが、これらは日が経つごとに良くなっていきます。
手術後1週間から2週間の変化
この時期は手術部位の傷口が閉じ、内部で新しい組織や血管が形成されている段階です。
炎症は初期よりも軽くなっていますが、完全に治まっていないため、歯肉に軽度の腫れや赤みが残ることがあります。これは、傷の治癒に伴い血流が活発になり、組織修復が進んでいる証拠です。1週間をめどに、腫れの状態をチェックしてみましょう。
抜糸を行うと、糸で固定されていた部分が開放されることで歯肉の張りや腫れ方が一時的に変化します。この時軽い出血や違和感が出る場合もありますが、多くは1日から2日で落ち着きます。
放置しても問題ないケースとは?

正常な治癒過程の腫れの特徴
手術後2〜3日間で感じる腫れは、通常は適切なケアと指示に従うことで管理可能です。
痛みのピークは手術後の1〜2日目に訪れることが一般的で、その後は徐々に軽減します。鎮痛剤の服用などで、痛みを和らげることができます。この段階での腫れは、体が傷を治そうとしている自然な免疫反応であり、特別な処置は必要ありません。
ただし、腫れが長引く場合は、感染やその他の合併症が生じている可能性があるので、異常を感じたらすぐに歯科医院に連絡することが重要です。
日常生活への影響を最小限にする工夫
手術後48時間以内は患部を冷やすことが効果的です。
冷たいタオルを使い、1回10分から15分、間隔を空けて冷却します。氷を使うと反対に血流が悪くなり治癒しにくくなるため、水を使って冷却してください。就寝時は枕を高くして頭を上げ、血流による腫れの悪化を防ぎます。
長時間の入浴、激しい運動、飲酒、熱い食べ物や飲み物は腫れを悪化させる可能性があるため避けます。また、歯磨きはインプラント部分を避けて行います。
すぐに歯科医院を受診すべき危険な症状

感染の兆候を見逃さないでください
通常、手術後1週間から2週間の時期には腫れは減少傾向にありますが、逆に腫れが強くなる場合は注意が必要です。
歯肉の色が赤から濃い赤や紫色に変化する、膿のような液体が出てくる、出血が続く、熱感を伴うなどの症状がある場合は感染の可能性が高いです。また、37.5度以上の発熱や全身の倦怠感がある場合は、炎症が広がっているサインであり、早急な対応が必要です。
これらの症状は、手術部位に細菌が侵入して炎症が拡大している証拠で、進行すれば骨結合が阻害され、インプラントが失敗する危険性があります。
インプラント周囲炎の初期症状
インプラント周囲炎とは、インプラントの歯周病のことで、細菌性の歯垢により器具の周辺組織に炎症が起こります。
歯茎の腫れや出血が初期症状で、進行すると歯槽骨が溶けてインプラントが抜け落ちることも少なくありません。インプラントは構造上、天然歯よりも細菌感染に弱い面があるため、日々のケアと定期的なメインテナンスが欠かせません。
手術後1ヵ月から3ヵ月後に出る腫れは、骨とインプラントの結合がスムーズに進んでいない可能性があります。原因としては、初期固定が不十分だったケースや、咬合圧、外傷、感染などが考えられます。骨結合が阻害されると安定性が低下し、その周囲で炎症反応が起こって腫れが発生します。
腫れを最小限に抑えるための対処法
鎮痛剤の適切な使用方法
手術後に感じる痛みは、処方された鎮痛剤で和らげることができます。
医師から指示された薬を適切な時間に服用することが重要で、決して自己判断で薬の量を変えてはいけません。また、鎮痛剤を空腹時に服用することで胃に負担をかけることがあるため、食後に服用することをおすすめします。
もし痛みがひどくなる場合や鎮痛剤が効かない場合は、速やかに歯科医に相談することが重要です。
冷却と安静の重要性
インプラント手術後に腫れや出血がみられることがありますが、腫れが長引く場合や出血が続く場合は注意が必要です。
腫れを抑えるためには手術部位を優しく冷やすのが効果的ですが、長時間の冷却は逆効果になることがあるため、5分程度冷やして10分休むといった方法を取り入れると良いでしょう。直接肌に氷を当てることは避け、氷を布に包んで優しく使用するのが安全です。
出血が続く場合は、ガーゼを清潔に保ち、しっかりと咬んで圧迫止血を行います。
鈴木歯科医院のインプラント治療の特徴

CT画像と3Dシミュレーションによる精密な治療計画
当院では、歯を失った部分にただインプラントを埋めるのではなく、CT画像と3Dシミュレーションを使って、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた「正しい位置」を導き出してから治療を進めます。
必要に応じて骨を作る手術(骨造成)やガイデッドサージェリーも行い、シミュレーション通りの位置に精密に埋入していきます。手術は局所麻酔をしっかり効かせたうえで行うため、できるだけ痛みを抑え、通院回数や治療期間の負担を減らすことにも配慮しています。
500例以上の経験を持つドクターが担当
フラップレス手術や骨造成を伴うケース、複数本の埋入が必要なケースまで、500例以上のインプラント治療経験を持つドクターが担当し、他院で「難しい」と言われた方の相談にも対応しています。
転倒で前歯が折れてしまったケースや、他院で「骨が足りないのでインプラントは難しい」と言われたケースなど、さまざまな症例でインプラントと骨造成を組み合わせた治療を行い、長期的な経過も良好です。
インプラント周囲炎を予防する設計
使用するインプラントは、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製です。
本体だけでなく、仮歯の土台や最終的な被せものを固定するネジに至るまで純正パーツを採用し、長期的な安定性を重視しています。さらに、近年問題になりやすいインプラント周囲炎を予防するため、セメントを使わないネジ固定式とフルジルコニアの被せものを標準とし、お手入れしやすく清潔な状態を保ちやすい設計にしている点も特徴です。
治療後も定期的なメインテナンスを通じて、インプラントを長く快適に使っていただけるようサポートしています。
まとめ:腫れと上手に付き合いながら治療を成功させましょう
インプラント手術後の腫れは、体が正常に治癒しようとしている自然な免疫反応です。
手術直後から3日目までがピークで、その後は徐々に落ち着いていきます。適切な冷却と安静、処方された鎮痛剤の服用で、腫れや痛みを最小限に抑えることができます。ただし、腫れが強くなる、膿が出る、発熱があるなどの症状が現れた場合は、感染やインプラント周囲炎の可能性があるため、すぐに歯科医院を受診してください。
当院では、CT画像と3Dシミュレーションを使った精密な治療計画、500例以上の経験を持つドクターによる施術、インプラント周囲炎を予防する設計など、長期的に安定したインプラント治療を提供しています。インプラント治療をご検討の方、他院で難しいと言われた方も、ぜひ一度ご相談ください。
鈴木歯科医院では、無料相談と歯科用CT撮影を行っています。インプラント治療に関するご不安やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。あなたのお口の健康を、長期的にサポートいたします。
監修医師
鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴
宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業
宇都宮高校 卒業
昭和大学歯学部 卒業
千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)
千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員
安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務
オーキッド歯科クリニック 勤務
オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任
鈴木歯科医院 副院長 就任
所属
公益社団法人日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
挨拶
はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。
2026年1月16日
インプラントの種類とは?治療法ごとの特徴と選び方を歯科医が解説

歯を失ってしまったとき、「インプラント治療を受けたい」と考える方は多いでしょう。
しかし、インプラントにはさまざまな種類があり、治療方法や使用する素材によって特徴が大きく異なります。
「自分にはどのインプラントが合っているのか?」「治療法によって何が違うのか?」と疑問に思う方も少なくありません。
この記事では、500例以上のインプラント治療経験を持つ私が、インプラントの種類と治療法ごとの特徴、そして最適な選び方について詳しく解説します。
インプラントの基本構造と仕組み

インプラント治療を理解するには、まず基本的な構造を知ることが大切です。
インプラントは、大きく分けて3つのパーツから構成されています。
インプラント体(人工歯根)
顎の骨に直接埋め込まれる部分です。
チタンまたはチタン合金で作られており、直径は3〜5mm、長さは6〜18mm程度が一般的です。
骨との結合性に優れ、金属アレルギーのリスクも低いという特徴があります。
アバットメント(支台部)
インプラント体と上部構造をつなぐ中間部分です。
チタン、ジルコニア、金合金などの素材が使用され、高さや角度を調整する役割を担っています。
上部構造(人工歯)
実際に口の中に露出し、ものを噛むための部分です。
セラミック、ジルコニア、ハイブリッドセラミックなどの素材が使われ、審美性と機能性を兼ね備えています。
これら3つのパーツが一体となって、天然歯に近い機能を再現します。
インプラントの種類①構造による分類
インプラントは構造によって、大きく2つのタイプに分けられます。
ワンピースタイプ(一体型)
インプラント体とアバットメントが一体になった構造です。
手術回数が少なく済むというメリットがありますが、顎の骨が薄い方には適用できないケースもあります。
また、トラブルが発生した場合はインプラント体そのものを撤去する必要があります。
ツーピースタイプ(分離型)
インプラント体とアバットメントが別々になった構造です。
現在、多くの歯科医院で採用されているのがこのタイプです。
骨が痩せていても手術が可能で、パーツごとのトラブルに対応できるという利点があります。
当院でも、問題がない場合はツーピースタイプを使用しています。
インプラントの種類②メーカーによる違い

世界中には100種類以上のインプラントメーカーが存在します。
日本国内でも20種類ほどが流通しており、それぞれに特徴があります。
ノーベルバイオケア社
スウェーデンに本社を置く、インプラントを発明した最も歴史の長いメーカーです。
長い歴史があるがゆえに、さまざまな症例にも対応できる豊富なラインナップを持っています。
当院でも、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製のインプラントを採用しています。
ストローマン社
スイスに本社があり、世界シェアNo.1を誇るメーカーです。
特殊な表面加工により、骨との強固な結合を可能にしています。
京セラ社
国産メーカーの中で最も歴史が古く、日本人の骨格に合わせた形状・サイズが特徴です。
日本で開発・製造されているため、安心感があります。
アストラテック社
スウェーデンに本社があり、インプラント埋入後の周辺組織への負担が少ない設計が特徴です。
骨吸収が起こりにくいという利点があります。
メーカー選びは、長期的な安定性と信頼性に直結します。
インプラントの種類③治療方法による分類
インプラント治療には、複数の治療方法があります。
患者様の口腔内の状態や希望に応じて、最適な方法を選択します。
通常の二回法
最も一般的な治療方法です。
まずインプラント体を埋め込み、骨との結合を待ってから(2〜6ヶ月程度)、アバットメントと上部構造を装着します。
確実性が高く、多くの症例に適用できます。
一回法
インプラント体を埋め込む際に、アバットメントも同時に装着する方法です。
手術回数が1回で済むため、患者様の負担を軽減できます。
抜歯即時埋入
歯を抜いた直後に、その抜歯窩にインプラントを埋入する治療法です。
治療期間を大幅に短縮でき、骨の吸収を最小限に抑えられるというメリットがあります。
ただし、適応症例が限られており、抜歯窩周囲の骨量が十分にあることや、感染・炎症がないことなどの条件を満たす必要があります。
即時荷重法
インプラント埋入後、すぐに仮歯を装着する方法です。
特に前歯など見た目に関わる部位では、長期間歯がない状態を避けられることが大きな利点となります。
当院でも、患者様の負担を軽くする方法として積極的に取り入れています。
インプラントの種類④上部構造の素材と固定方法

上部構造の素材と固定方法も、治療の成功に大きく影響します。
素材の種類
オールセラミックは、透明感があり審美性に優れています。
前歯など見た目が重要な部位に適していますが、強度はやや劣ります。
ジルコニアセラミックは、強度と審美性を兼ね備えた素材です。
当院では、セメントを使わないネジ固定式+フルジルコニアの被せものを標準採用しています。
細菌が繁殖しにくく、インプラント周囲炎を予防できるという大きなメリットがあります。
ハイブリッドセラミックは、セラミックとレジンを混ぜた素材です。
費用を抑えられますが、経年劣化により変色する可能性があります。
固定方法の種類
スクリュー固定は、ネジで固定する方法です。
取り外しが可能で、メンテナンスがしやすいという利点があります。
当院では、インプラント周囲炎のリスクを減らすため、セメントを使わないこの方法を採用しています。
セメント固定は、接着剤で固定する方法です。
審美性に優れていますが、セメントの残留が炎症の原因になることがあります。
インプラントの種類⑤骨造成を伴う治療法
骨が少ない、薄いと言われた方でも、骨造成という方法で対応できるケースがあります。
GBR(骨誘導再生法)
骨が不足している部分に人工骨や自家骨を移植し、メンブレンという膜で覆って骨の再生を促す方法です。
インプラント埋入と同時に行うこともあれば、先に骨造成を行ってからインプラントを埋入することもあります。
ソケットリフト
上顎の骨が薄い場合に行う骨造成法です。
インプラントを埋め込む穴から、上顎洞の底部を押し上げて骨補填材を入れます。
比較的侵襲が少ない方法です。
サイナスリフト
上顎の骨が大幅に不足している場合に行う骨造成法です。
歯ぐきの側面から切開し、上顎洞の底部を持ち上げて骨補填材を入れます。
大量の骨造成が可能ですが、手術の侵襲は大きくなります。
当院では、他院で「骨が足りないのでインプラントは難しい」と言われた方の相談にも対応しています。
骨造成を伴うケースでも、500例以上の経験をもとに、状態に合わせた治療プランを提案しています。
インプラント治療を受ける歯科医院の選び方

インプラント治療は外科手術を伴うため、歯科医院選びが非常に重要です。
治療実績と経験
インプラント手術には専門的な知識だけでなく、実践経験や技術も必要です。
過去の症例数や治療内容を確認することをおすすめします。
設備の充実度
歯科用CTやインプラント専用手術室など、安全に治療を進めるための設備が整っているかを確認しましょう。
当院では、CT画像と3Dシミュレーションを使って、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた「正しい位置」を導き出してから治療を進めています。
説明の丁寧さ
手術前に入念な説明をしてくれるかどうかも重要なポイントです。
治療内容、リスク、費用、期間などを明確に説明してくれる歯科医院を選びましょう。
保証制度の有無
インプラント治療は高額な治療です。
保証制度が明確に示されているかを確認することをおすすめします。
メンテナンス体制
インプラント治療は「入れて終わり」ではありません。
長期的に安定して使うためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
治療後のサポート体制が整っているかを確認しましょう。
インプラント治療のリスクと注意点

インプラント治療には、いくつかのリスクが伴います。
インプラント周囲炎
インプラント周囲の歯ぐきや骨に炎症が起こる状態です。
適切なメンテナンスを怠ると、インプラントが脱落する原因になります。
当院では、セメントを使わないネジ固定式+フルジルコニアの被せものを標準採用することで、このリスクを最小限に抑えています。
神経損傷
インプラント手術中に神経が傷つくと、麻痺や痺れが生じる場合があります。
事前にCT撮影を行い、神経や血管の位置を正確に把握することで、このリスクを大幅に減らすことができます。
インプラントの脱落
骨との結合が不十分な場合、インプラントが抜け落ちるリスクがあります。
適切な位置・角度・深さでの埋入、そして術後の適切なケアが重要です。
これらのリスクを最小限に抑えるためには、経験豊富な歯科医師のいる歯科医院を選ぶことが大切です。
まとめ:あなたに最適なインプラント治療を選ぶために
インプラント治療には、構造、メーカー、治療方法、素材、固定方法など、さまざまな種類と選択肢があります。
それぞれに特徴やメリット・デメリットがあり、患者様の口腔内の状態や希望によって最適な治療法は異なります。
大切なのは、信頼できる歯科医師としっかり相談し、自分に合った治療法を選ぶことです。
当院では、CT画像と3Dシミュレーションを使った精密な診査・診断を行い、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた「正しい位置」にインプラントを埋入することを徹底しています。
骨造成やガイデッドサージェリーにも対応しており、他院で「難しい」と言われた方の相談にも応じています。
インプラント治療は外科処置を伴う自由診療です。
術後の腫れや痛み、インプラント周囲の炎症・脱落などのリスクがあり、良好な経過のためには日々のケアと定期検診が欠かせません。
しかし、適切な治療とメンテナンスを行えば、長期的に快適に使い続けることができます。
インプラント治療を検討されている方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
無料相談も行っており、歯科用CTも無料で撮影しています。
あなたに最適なインプラント治療法を、一緒に見つけていきましょう。
監修医師
鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴
宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業
宇都宮高校 卒業
昭和大学歯学部 卒業
千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)
千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員
安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務
オーキッド歯科クリニック 勤務
オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任
鈴木歯科医院 副院長 就任
所属
公益社団法人日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
挨拶
はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。