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2026年2月22日

     

奥歯のインプラントは本当に必要?入れない場合の6つのリスクと治療の選択肢

奥歯を失った後、「インプラント治療を受けるべきか」と迷われている方は多いのではないでしょうか。

「見えない場所だから、そのままでもいいのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、奥歯を失ったまま放置すると、噛む力が30〜40%も低下し、顎の骨が痩せるなど深刻な影響が生じる可能性があります。奥歯には食べ物をすりつぶす重要な役割があり、失うことで全身の健康にも影響を及ぼすことがあるのです。

この記事では、奥歯のインプラント治療の必要性や放置した場合のリスク、そしてインプラント以外の選択肢についても詳しく解説します。治療を検討されている方が、ご自身に合った選択をするための参考にしていただければ幸いです。

奥歯が持つ重要な役割とは

奥歯は、私たちの食生活や健康を支える重要な役割を担っています。

具体的には、第一小臼歯から第二大臼歯までの計16本が「奥歯」として分類され、それぞれが欠かせない機能を果たしているのです。

食べ物をすりつぶす咀嚼機能

奥歯の主な役割は、食べ物を細かくすりつぶすことです。

前歯で噛み切った食べ物を、奥歯が臼のようにすりつぶすことで、消化しやすい状態にします。この機能が失われると、食べ物を十分に噛み砕けず、胃腸に大きな負担がかかってしまいます。

特に第一大臼歯は、歯の中で最も強い噛む力を持ち、咀嚼において中心的な役割を果たしています。

噛み合わせのバランスを保つ基準

奥歯は、お口全体の噛み合わせの高さを決める基準となっています。

奥歯が失われると、噛み合わせ全体のバランスが崩れ、他の歯にも悪影響が及びます。下顎が必要以上に奥に移動しないよう、奥歯がストッパーの役割を果たしているのです。

噛み合わせの高さが下がると、お顔の輪郭にも変化が生じることがあります。

発音や全身のバランスへの影響

奥歯は、「ハ行」や「ラ行」の発音にも関わっています。

また、スポーツや重い物を持ち上げる際に奥歯を食いしばることで、瞬発力を発揮したり、体のバランス感覚を保つことができます。奥歯の存在は、日常生活のさまざまな場面で私たちを支えているのです。

奥歯を失ったまま放置する6つのリスク

「1本くらいなら大丈夫」と考えて治療を先送りにする方もいらっしゃいます。

しかし、奥歯を失ったまま放置すると、想像以上に深刻な問題が生じる可能性があります。

①噛む力が大幅に低下する

奥歯が1本抜けるだけで、噛む力が30〜40%も低下すると言われています。

食べ物を十分に噛み砕けないまま飲み込むことになり、胃腸への負担が増大します。硬い食べ物を避けるようになり、食事の楽しみが減ってしまうこともあるでしょう。

 

②歯並びが悪くなる

歯は上下左右で支え合って位置を保っています。

歯が抜けた隙間に向かって、左右の歯が倒れ込んできたり、上または下の歯が伸びてきたりします。これにより、歯並び全体が乱れ、さらなる問題を引き起こす可能性があります。

③顎の骨が痩せていく

歯根がなくなると、顎の骨への刺激が失われます。

刺激がなくなった顎の骨は、徐々に吸収されて痩せていきます。骨が痩せると、将来的にインプラント治療を希望しても、骨造成などの追加治療が必要になる場合があります。

④顔の輪郭が変化する

奥歯を失うと、失った側で噛みにくくなるため、反対側ばかりで噛む癖がつきやすくなります。

片側の咀嚼筋だけが使われ続けると、使われない側の筋肉が衰え、顔の輪郭がゆがんでしまうことがあります。見た目の印象にも影響を及ぼす可能性があるのです。

⑤残っている歯への負担が増える

失った歯の分まで、残っている歯で噛む力を補わなければなりません。

特定の歯に過度な負担がかかり続けると、その歯も傷んでしまい、さらなる歯の喪失につながる悪循環に陥る可能性があります。

⑥全身の健康にも影響が及ぶ

噛む力の低下は、栄養バランスの悪化を招くことがあります。

また、噛み合わせの乱れは、頭痛や肩こり、顎関節症などの原因になることもあります。お口の健康は、全身の健康と密接に関わっているのです。

奥歯のインプラント治療とは

インプラント治療は、失った歯の機能を回復させる画期的な方法です。

顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を装着することで、天然歯に近い噛み心地と見た目を取り戻すことができます。

インプラント治療の特徴

インプラントは、チタン製の人工歯根が顎の骨と強固に結合します。

約3〜5ヶ月で骨との結合が完了し、安定した土台が形成されます。入れ歯やブリッジのように周囲の歯を削る必要がなく、健康な歯への負担がありません。

自然な見た目と噛み心地を実現でき、食事の楽しみを取り戻すことができます。

奥歯のインプラントが難しいケースもある

奥歯のインプラント治療には、特有の難しさがあります。

上の奥歯では上顎洞との距離が短く、下の奥歯では下歯槽神経に干渉しないよう注意が必要です。また、奥歯は噛む力が強いため、噛み合わせの調整がシビアになります。

骨が不足している場合は、GBR(骨誘導再生法)などの骨造成が必要になることもあります。

精密な診査・診断が重要

当院では、3Dシミュレーションを用いて埋入位置を綿密に設計します。

「骨のある場所にとりあえず入れる」のではなく、見た目・噛み合わせ・長期安定性まで考えた計画的な埋入を行います。必要に応じてガイデッドサージェリーを活用し、シミュレーション通りの位置へ正確に埋入する体制を整えています。

他院で「難しい」と言われた症例でも、豊富な経験に基づいた判断で対応できる場合があります。

インプラント以外の治療の選択肢

奥歯を失った場合、インプラント以外にも治療の選択肢があります。

それぞれの治療法には特徴があり、患者様のお口の状態やご予算、ライフスタイルに合わせて選択することが大切です。

ブリッジ治療

ブリッジは、抜歯した箇所の両隣の歯を削り、それを土台として橋を渡すように人工歯を固定する治療法です。

保険適用が可能で、治療期間は2〜3週間程度と比較的短く済みます。入れ歯よりも咀嚼力が高く、違和感も少ない傾向があります。

ただし、健康な歯を削る必要があり、土台となる歯には継続的な負担がかかります。両隣の歯が健康でない場合は、治療が難しいこともあります。

入れ歯治療

入れ歯は、取り外し可能な義歯です。

部分入れ歯の場合、隣の歯に金属製のフックを引っ掛けて固定します。保険適用で治療費は数千円程度と経済的で、治療期間も2週間〜1ヶ月と短いのが特徴です。

取り外しができるため、お手入れがしやすい衛生面のメリットがあります。ただし、咀嚼力はインプラントやブリッジに比べて劣り、違和感を抱きやすい傾向があります。

各治療法の比較ポイント

インプラントは、機能性・審美性ともに優れていますが、費用が高額で治療期間が長くなります。

ブリッジは、比較的短期間で治療でき、咀嚼力も高いですが、健康な歯を削る必要があります。入れ歯は、経済的で治療期間も短いですが、咀嚼力や違和感の面で課題があります。

ご自身のお口の状態、ご予算、治療期間、求める機能性などを総合的に考慮して、最適な治療法を選択することが大切です。

当院のインプラント治療の特徴

鈴木歯科医院では、精密な診査・診断を最も重視した「精密インプラント」を提供しています。

単に歯を入れるだけではなく、長期的な安定性と機能性を考えた治療計画を立てることを大切にしています。

3Dシミュレーションによる精密な治療計画

インプラントの正しい位置は一つしかない、という考えのもと、3Dシミュレーションを用いて埋入位置を綿密に設計します。

見た目・噛み合わせ・長期安定性まで考えた計画的な埋入を行います。骨が不足している場合は、GBR(骨誘導再生法)などの骨造成にも対応しています。

世界的メーカー「ノーベルバイオケア」を採用

使用するインプラントは、世界的実績を誇るノーベルバイオケア社製を採用しています。

コピー品や互換品ではなく、本体からネジに至るまで純正品を使用することで、破損リスクを抑え、長期安定性を重視しています。品質へのこだわりが、治療の成功率を高めています。

インプラント周囲炎を防ぐ「ネジ固定式」

近年問題となっているインプラント周囲炎への対策として、セメント固定式ではなく「ネジ固定式」を標準採用しています。

余剰セメントによる炎症リスクを回避し、さらに細菌の付着を抑えやすいフルジルコニア補綴を使用しています。長期的な健康維持を見据えた治療を提供しています。

500例以上の経験を活かした難症例対応

比較的簡単なケースから、骨造成を伴う症例、オールオンフォーまで幅広く対応しています。

他院で「難しい」と言われた症例の相談にも応じており、豊富な臨床経験に基づいた判断が強みです。実際に、他院でインプラントが困難と診断されたケースでも、骨再生を行い治療を完了した症例があります。

治療を受ける際の注意点

インプラント治療を検討される際には、いくつかの注意点があります。

治療を成功させ、長期的に快適に使用するために、以下のポイントを押さえておきましょう。

信頼できる歯科医院を選ぶ

インプラント治療は、歯科医師の技術や経験によって結果が大きく左右されます。

症例数や実績、使用しているインプラントメーカー、治療設備などを確認し、信頼できる歯科医院を選ぶことが大切です。カウンセリングで疑問点をしっかり解消できるかも重要なポイントです。

持病は必ず報告する

糖尿病や骨粗鬆症などの持病がある場合、インプラント治療に影響を及ぼす可能性があります。

服用している薬についても、必ず歯科医師に報告してください。全身の健康状態を考慮した上で、安全な治療計画を立てることが重要です。

治療後のメンテナンスが不可欠

インプラント治療が終わった後も、健康的に使用するためにメンテナンスを受ける必要があります。

インプラント周囲炎という感染症を予防し、インプラントの脱落などが起きないよう、定期的な検査やクリーニングを継続することが大切です。セルフケアも徹底しましょう。

禁煙を心がける

喫煙は、インプラントと骨の結合を妨げ、治療の成功率を下げる要因となります。

また、インプラント周囲炎のリスクも高まります。治療を受ける際には、禁煙することを強くおすすめします。

奥歯の健康は全身の健康につながる

奥歯を失ったまま放置すると、噛む力の低下や歯並びの乱れ、顎の骨の吸収など、さまざまなリスクが生じます。

インプラント治療は、天然歯に近い機能と見た目を取り戻せる優れた治療法です。ただし、費用や治療期間、外科手術が必要といった側面もあります。

ブリッジや入れ歯といった他の選択肢もあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。ご自身のお口の状態やライフスタイル、ご予算に合わせて、最適な治療法を選択することが大切です。

当院では、精密な診査・診断を重視し、3Dシミュレーションや世界基準のインプラントメーカー採用、インプラント周囲炎予防への配慮など、質の高い治療を提供しています。他院で難しいと言われた症例にも対応していますので、まずはお気軽にご相談ください。

奥歯の健康は、全身の健康と密接に関わっています。

失った歯を適切に治療し、快適な食生活と健康な毎日を取り戻しましょう。

宇都宮市でインプラント治療をお考えの方へ

鈴木歯科医院では、精密な診査・診断に基づいたインプラント治療を提供しています。

「他院で骨が足りないと言われた」「見た目も噛み心地も、できるだけ自然に仕上げたい」といった不安や希望をお持ちの方も、安心してご相談ください。

3Dシミュレーションによる綿密な治療計画、世界的実績を誇るノーベルバイオケア社製インプラントの採用、インプラント周囲炎を防ぐネジ固定式の標準採用など、長期的な安定性を重視した治療を行っています。

500例以上の経験を活かした難症例対応も可能です。

宇都宮市で「きちんと計画されたインプラント治療」を受けたい方は、ぜひ一度当院までお問い合わせください。患者様一人ひとりに合わせた最適な治療プランをご提案いたします。

監修医師

鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴

宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業

宇都宮高校 卒業

昭和大学歯学部 卒業

千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)

千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員

安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務

オーキッド歯科クリニック 勤務

オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任

鈴木歯科医院 副院長 就任

所属

公益社団法人日本口腔インプラント学会

国際口腔インプラント学会

挨拶

はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。

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