2026年2月22日
インプラント治療期間はどれくらい?ケース別の目安と通院回数を徹底解説
インプラント治療の期間は患者様の状態によって大きく変わります
「インプラント治療にはどれくらいの期間がかかるのだろう」・・・そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
インプラント治療を検討する際、治療期間や通院回数は気になるポイントです。仕事や家庭の都合もあり、スケジュールを立てる上で知っておきたい情報ですよね。
実は、インプラント治療の期間は一律ではありません。患者様の骨の状態や治療法によって、最短2ヶ月から最長1年以上まで大きく異なります。
この記事では、インプラント治療にかかる期間の目安を、ケース別にわかりやすく解説します。上あごと下あごの違い、骨造成が必要な場合の期間、通院回数の目安など、治療スケジュールを立てる上で知っておきたい情報をまとめました。
標準的なインプラント治療期間は3〜6ヶ月が目安です
インプラント治療の標準的な期間は、開始から終了まで**3ヶ月〜6ヶ月**が一般的な目安となります。
手術自体は1〜2日程度で終わりますが、埋め込んだインプラント体とあごの骨が結合するまでに時間がかかるためです。
治療期間の大部分を占めるのは、インプラントと骨が結合する「治癒期間」です。この期間は、インプラントが骨としっかり結合し、安定した土台となるために必要不可欠な時間となります。
下あごと上あごで治療期間が異なる理由
一般的に、下あごより上あごの方が治療期間は長くなります。
下あごの場合、インプラントと骨の結合に**2〜4ヶ月**程度かかります。一方、上あごの場合は**3〜6ヶ月**ほど必要です。
これは、上あごの骨が下あごに比べて柔らかく、密度が低いためです。骨の質が異なることで、結合に必要な時間も変わってくるのです。
治療の流れと各ステップの期間
インプラント治療は、いくつかのステップに分かれています。
まず、初診とカウンセリング、精密検査を行います。この段階で約1〜2週間かかります。CT撮影や口腔内の診察を行い、インプラントが可能かどうかを診断します。
次に、インプラント埋入手術を実施します。手術自体は1日で終わりますが、その後の治癒期間が重要です。
治癒期間を経て、アバットメント(土台)の装着を行います。この処置は通常1回の通院で行いますが、歯ぐきの治癒状態を見て調整が必要になることもあります。
最後に、上部構造(人工歯)を装着します。見た目や噛み合わせの確認、微調整を行うため、2〜3回の通院が必要になる場合もあります。
骨造成が必要な場合は治療期間が延びます

あごの骨に十分な厚みがない場合、骨造成という処置が必要になることがあります。
骨造成を行う場合、一般的な治療期間にプラスして**4〜5ヶ月**が目安です。骨の状態によっては、さらに長くなる可能性もあります。
GBR(骨誘導再生法)の期間
GBRは、骨が不足している部分に骨補填材を入れ、特殊な膜で覆うことで骨の再生を促す方法です。
GBRを行う場合、骨の成熟期間として**2〜6ヶ月**程度が必要となります。インプラント埋入と同時に行う場合と、先行して行う場合があり、それぞれで期間が異なります。
同時に行う場合は、インプラント埋入後の治癒期間と骨造成の期間が重なるため、比較的短縮できます。先行して行う場合は、骨が十分に再生してからインプラント埋入を行うため、全体の期間は長くなります。
サイナスリフト・ソケットリフトの期間
上あごの奥歯部分は、上顎洞という空洞があるため、骨の厚みが不足しやすい部位です。
サイナスリフトやソケットリフトは、この部分の骨を増やす処置です。上顎臼歯部では**3〜9ヶ月**の待機が必要な設計もあります。
ソケットリフトは比較的侵襲が少なく、インプラント埋入と同時に行えることが多いです。一方、サイナスリフトは大規模な骨造成となるため、先行して行い、骨が十分に再生してからインプラント埋入を行うケースが一般的です。
通院回数は6〜10回程度が標準的です
インプラント治療の通院回数は、ケースによって異なりますが、**6〜10回程度**が一般的な目安となります。
1回の通院で複数の処置をまとめて行う場合もあるため、通院回数には個人差があります。
治療ステップごとの通院内容
初診・検査では、カウンセリングと口腔内検査を行います。通常1〜2回の通院が必要です。
治療計画の説明・前処置の確認では、検査結果をもとに治療計画を説明します。骨造成やむし歯治療などの前処置について確認するため、1回程度の通院となります。
インプラント埋入手術は、局所麻酔下での手術を実施します。手術自体は1回で完了します。
経過観察では、インプラント体と骨がしっかり結合するまでの間、1〜3回程度通院する必要があります。炎症や腫れの有無、骨との結合状態などを確認します。
アバットメント装着は、歯ぐきを少し開いて、インプラント体の上にアバットメントを装着します。通常1回の通院で完了します。
人工歯の型取りと装着では、上部構造(人工歯)を製作するための型取りを行い、後日装着します。噛み合わせや色の微調整を行うため、2〜3回の来院が必要になることもあります。
治療完了後のメインテナンス
治療完了後も、定期的なメインテナンスは欠かせません。
**3〜6ヶ月ごと**の定期検診が推奨されます。インプラント周囲の清掃や歯ぐきのチェックを行い、長期的な安定を保ちます。
メインテナンスを怠ると、インプラント周囲炎というトラブルが発生するリスクが高まります。定期的なチェックとプロフェッショナルケアが、インプラントを長持ちさせる秘訣です。
治療期間を短縮できる可能性のある方法もあります

標準的な治療期間よりも短縮できる可能性のある方法も存在します。
ただし、すべての患者様に適応できるわけではなく、骨の状態や口腔内環境によって判断が必要です。
即時埋入・即時荷重という選択肢
即時埋入とは、抜歯と同日にインプラントを埋入する方法です。
即時荷重とは、インプラント埋入後すぐに仮歯を装着する方法です。骨の初期固定が十分で、咬合コントロールが可能な条件下では、抜歯同日埋入や当日〜数日で仮歯が選択肢になります。
これらの方法は、治療期間を大幅に短縮できる可能性がありますが、適応は厳密に判断する必要があります。骨の質や量、感染のリスクなどを総合的に評価した上で、可能かどうかを判断します。
デジタル技術の活用
3Dシミュレーションやガイデッドサージェリーなど、デジタル技術を活用することで、手術の精度が向上し、治療期間の短縮につながることがあります。
事前にCTデータをもとに埋入位置を綿密に設計し、ガイドを使用することで、シミュレーション通りの位置へ正確に埋入できます。手術時間の短縮と腫脹リスクの低減が期待できます。
全身状態と生活習慣の最適化
禁煙、糖尿病のコントロール、十分な睡眠と栄養など、全身状態と生活習慣を最適化することで、治癒の質が向上します。
治癒の質が上がるほど、予定通りに治療を進めやすくなり、結果的に期間短縮につながる可能性があります。
特に喫煙は、インプラントの成功率に大きく影響します。治療期間中は禁煙することを強くお勧めします。
治療中の歯がない期間への対応について
「治療中に歯がない期間はどうなるのか」・・・そんな不安をお持ちの方も多いでしょう。
特に前歯の場合、見た目への影響が気になりますよね。
仮歯の使用で見た目を保つことができます
インプラント治療の多くのケースでは、仮歯を使用します。
前歯のインプラント治療では、抜歯当日に仮歯を装着する「即時仮歯装着」が可能な場合もあります。ただし、骨の状態や炎症の有無によっては即時装着が難しいこともあります。
骨や歯茎の状態によっては、抜歯後に数日〜数週間の期間を置いてから仮歯を装着することがあります。この間、仮義歯(取り外し式の仮歯)を用いることもあります。
仮歯使用中の注意点
仮歯を使用している間も、日常の口腔ケアは欠かせません。
仮歯はプラスチック製のため、最終的な人工歯として装着するセラミックと比べると耐久性は大きく劣ります。硬い食べ物や粘着力の強い食べ物は避けた方が安心です。
また、インプラントと骨の結合が安定するまでの期間は、噛む力をなるべく加えないよう注意が必要です。
鈴木歯科医院のインプラント治療の特徴

宇都宮市一の沢にある鈴木歯科医院では、精密なインプラント治療を提供しています。
単に歯を入れるだけではなく、診査・診断・治療計画を最も重視する精密インプラントが特徴です。
3Dシミュレーションによる綿密な計画
インプラントの正しい位置は一つしかない、という考えのもと、3Dシミュレーションを用いて埋入位置を綿密に設計しています。
骨のある場所にとりあえず入れるのではなく、見た目・噛み合わせ・長期安定性まで考えた計画的な埋入を行います。
骨が不足している場合はGBR(骨誘導再生法)などの骨造成にも対応し、必要に応じてガイデッドサージェリーを活用し、シミュレーション通りの位置へ正確に埋入する体制を整えています。
500例以上の経験に基づく難症例対応
比較的簡単なケースから、骨造成を伴う症例、オールオンフォーまで幅広く対応しています。
他院で「難しい」と言われた症例の相談にも応じており、豊富な臨床経験に基づいた判断が強みです。実際に、他院でインプラントが困難と診断されたケースでも、骨再生を行い治療を完了した症例があります。
世界的メーカー「ノーベルバイオケア」の採用
使用するインプラントは、世界的実績を誇る**ノーベルバイオケア社製**を採用しています。
コピー品や互換品ではなく、本体からネジに至るまで純正品を使用することで、破損リスクを抑え、長期安定性を重視しています。
インプラント周囲炎を防ぐ「ネジ固定式」
近年問題となっているインプラント周囲炎への対策として、セメント固定式ではなく**ネジ固定式**を標準採用しています。
余剰セメントによる炎症リスクを回避し、さらに細菌の付着を抑えやすいフルジルコニア補綴を使用しています。
局所麻酔を十分に効かせた上で手術を実施し、できるだけ痛みを抑え、通院回数や治療期間を短縮することも意識しています。
治療期間は個人差が大きいため事前の相談が大切です
インプラント治療の期間は、患者様の骨の状態や治療法によって大きく異なります。
標準的なケースでは3〜6ヶ月、骨造成が必要な場合は4〜5ヶ月追加されることがあります。通院回数は6〜10回程度が目安となります。
上あごと下あごでは治療期間が異なり、下あごの方が比較的短期間で済みます。即時埋入・即時荷重などの方法で期間を短縮できる可能性もありますが、適応は厳密に判断する必要があります。
治療中の歯がない期間については、仮歯を使用することで見た目を保つことができます。前歯の場合は特に、即時仮歯装着が可能なケースもあります。
正確な治療期間はカウンセリングや手術前検査を行った上で、担当の医師に必ず確認するようにしましょう。
鈴木歯科医院では、3Dシミュレーションを用いた精密な治療計画、世界基準のインプラントメーカー採用、骨造成や難症例対応、インプラント周囲炎予防への配慮といった体制を整えています。
インプラント治療をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療計画をご提案いたします。
