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2026年3月28日
インプラント寿命を延ばす定期メンテナンスの重要性と費用目安
インプラント治療後のメンテナンスが必要な理由
インプラント治療を受けられた方にとって、治療後の定期メンテナンスは非常に重要です。
インプラントは人工歯根ですから、虫歯になる心配はありません。しかし、だからといって何もケアをしなくてよいわけではないのです。
インプラントを長く使い続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
特に注意が必要なのが「インプラント周囲炎」です。これは天然歯における歯周病と似た状態で、インプラントの周囲に炎症が起きる病気です。インプラントは天然歯と比較して細菌に対する抵抗力が弱く、一度インプラント周囲炎になると急速に進行してしまいます。
自覚症状があまりないため、気づいたときには進行していることも多いのです。
定期的にメンテナンスを受けることで、インプラント周囲炎以外にも、ほかの歯の虫歯や歯周病、歯茎の腫れなど、トラブルを早期に発見できます。悪化する前に治療を始められるので、口内の健康を保てるでしょう。
また、インプラント治療のメーカー保証を受けるには、定期的なメンテナンスを受けていることが条件の場合が多いです。
インプラントの寿命はどれくらいなのか
インプラントの平均的な寿命は10~15年で、残存率は約90~95%という報告があります。
10~15年の累積生存率は上顎で約90%程度、下顎で94%程度となっていて、抜歯即時埋入や骨移植を伴うケースでは、87~92%程度であるという調査結果があります。つまり、9割の人が10~15年インプラントを使い続けているのです。
同じく失った歯の修復方法であるブリッジが7~8年程度、入れ歯が4~5年程度といわれていることを考えると、インプラントの長寿命さがお分かりいただけると思います。
ただし、この寿命は、メンテナンスをきちんと行っている場合の数字です。
毎日の丁寧な歯磨きがポイントで、インプラント周囲炎などに罹らないよう、しっかりとホームケアをすることは必須なのです。
歯科医院でのメンテナンス内容とは
歯科医院でのインプラントメンテナンスでは、口内の状態確認や、クリーニング、歯磨き指導などを行います。
口内の状態確認
主に確認する内容は、以下のとおりです。
- インプラントの動揺度(グラつき)
- 歯周ポケットの深さ
- 歯茎の炎症の有無
- 歯ぎしりや食いしばりの有無
- 噛み合わせ
- 天然歯の虫歯や歯周病の有無
必要に応じて、レントゲン写真を撮影して顎の骨の状態を確認することもあります。
クリーニング
口内やインプラント周囲に付着した歯石を除去し、自宅では落とせない汚れをクリーニングします。
歯石は、歯周病菌が増殖しやすい場所です。歯垢(プラーク)が付着した状態を放置すると、石灰化して歯石になります。歯石は歯磨きでは除去できないので、定期的に歯科医院で除去してもらう必要があるでしょう。
歯磨き指導
インプラントやほかの歯の寿命を延ばすには、歯科医院でのケアだけでなく、毎日の自宅でのケアが重要です。
自宅で行うセルフケアで効率的に汚れが落とせるように、歯科衛生士が歯磨き指導を行います。
メンテナンスの頻度と費用の目安
メンテナンスの頻度
患者さまの状態によって適切な頻度は異なりますが、年2~4回程度が一般的です。
メンテナンスの内容も、歯科医院や患者さまによって異なります。メンテナンスの間隔は歯科医師から指示されるので、忘れずに受診しましょう。
メンテナンスにかかる費用
インプラントのメンテナンス費用は、1回あたり3,000~10,000円程度です。
インプラントは自費診療に該当するため、治療後のメンテナンス費用は基本的に保険適用外です。ただし、大学病院の口腔外科や歯科などの特定の医療機関で治療を受けた場合は保険が適用されるケースもあります。
歯科によって異なりますが、一般的にインプラントのメンテナンスにかかる費用は、3,000~10,000円程度です。メンテナンスの内容によって、さらに高額になる場合もあります。
保証期間内にインプラントが破損するなど、修理が必要になった場合の費用が無料になる保証を付けているインプラントメーカーも珍しくありません。
医療費控除の対象になる可能性
インプラントのメンテナンスにかかる費用は、医療費控除を受けられるケースがあります。
医療費控除とは所得控除の一種で、支払った医療費が一定額を超えた場合に所得から差し引かれる制度です。結果、所得税や住民税が軽減され、還付金が戻ってくることがあります。
控除を受けるためには、確定申告が必要です。その際、領収書が要求されるので、紛失しないよう保管してください。
自宅でできるインプラントのセルフケア方法
インプラントを長持ちさせるためには、歯科医院でのメンテナンスだけでなく、毎日の自宅でのケアが重要です。
歯磨きを丁寧に行う
インプラントは、歯を支えるための金属製のインプラント体を骨に直接埋め込むため、天然歯に比べて根元のへこみが大きくなる傾向があります。
根元のへこみが大きいほど歯磨きがしにくくなります。正しい方法で歯磨きをしなければ、歯と歯茎の間に食べかすが蓄積し、繁殖した細菌が侵入して歯周炎を引き起こす恐れがあります。
研磨剤が含まれていない歯磨き粉を使用する
研磨剤が含まれている歯磨き粉は、インプラントの表面を傷つける可能性があります。
インプラントの歯をきれいに磨くためにも、クリニックで正しい指導を受けておくことが大切です。
歯間ブラシやデンタルフロスを使用する
歯磨きだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシなどの使用もおすすめです。
適切な頻度で正しいメンテナンスを行い、インプラントの寿命を伸ばしましょう。
鈴木歯科医院の精密インプラント治療とメンテナンス体制
鈴木歯科医院は、宇都宮市一の沢にあるインプラント治療に力を入れている歯科医院です。
単に歯を入れるだけではなく、診査・診断・治療計画を最も重視する精密インプラントを提供している点が大きな特徴です。
3Dシミュレーションによる精密な治療計画
インプラントの正しい位置は一つしかないという考えのもと、3Dシミュレーションを用いて埋入位置を綿密に設計しています。
骨のある場所にとりあえず入れるのではなく、見た目・噛み合わせ・長期安定性まで考えた計画的な埋入を行います。骨が不足している場合はGBR(骨誘導再生法)などの骨造成にも対応し、必要に応じてガイデッドサージェリーを活用し、シミュレーション通りの位置へ正確に埋入する体制を整えています。
インプラント周囲炎を防ぐネジ固定式
近年問題となっているインプラント周囲炎への対策として、セメント固定式ではなくネジ固定式を標準採用しています。
余剰セメントによる炎症リスクを回避し、さらに細菌の付着を抑えやすいフルジルコニア補綴を使用しています。
世界基準のノーベルバイオケア社製インプラント
使用するインプラントは、世界的実績を誇るノーベルバイオケア社製を採用しています。
コピー品や互換品ではなく、本体からネジに至るまで純正品を使用することで、破損リスクを抑え、長期安定性を重視しています。
500例以上の経験に基づく難症例対応
比較的簡単なケースから、骨造成を伴う症例、オールオンフォーまで幅広く対応しており、500例以上の経験を活かした難症例対応が可能です。
他院で難しいと言われた症例の相談にも応じており、豊富な臨床経験に基づいた判断が強みです。実際に、他院でインプラントが困難と診断されたケースでも、骨再生を行い治療を完了した症例が紹介されています。
まとめ:インプラントを長持ちさせるために
インプラントを10年以上長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
年2~4回程度の歯科医院でのメンテナンスと、毎日の丁寧なセルフケアを組み合わせることで、インプラント周囲炎を予防し、長期的に安定した状態を保つことができます。
メンテナンス費用は1回あたり3,000~10,000円程度ですが、これはインプラントを長く使い続けるための必要な投資といえるでしょう。
鈴木歯科医院では、精密な診査・診断、世界基準のインプラントメーカー採用、インプラント周囲炎予防への配慮といった体制を整えており、治療後の長期的な口腔管理まで見据えた治療提案を行っています。
インプラント治療をご検討の方、他院で難しいと言われた方も、ぜひ一度ご相談ください。
宇都宮市でインプラントに強みを持つ鈴木歯科医院が、あなたの口腔の健康を長期的にサポートいたします。