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2024年6月27日
インビザライン矯正ができない人もいる?症例と特徴について
マウスピース矯正で人気のあるインビザライン矯正。 「私の歯並びは、インビザライン矯正できるのかな?」 「インビザライン矯正ができないってどんな人?」 など疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。 実際、インビザライン矯正ができない症例もあります。 そこで今回は、インビザライン矯正ができない症例や特徴について解説します。 最後までご覧ください。
■インビザライン矯正ができない症例
インビザライン矯正をしたいと思っていてもできない方もいます。 歯並びや、歯周病など歯の状況によっては、インビザライン矯正が適用できません。 そこで具体的なインビザライン矯正ができない症例を7つ紹介します。
・重度の叢生
重度の叢生がある場合は、インビザライン矯正ができません。 重度の叢生とは、歯と歯の間のスペースがなく前後にガタガタと重なっている状態の歯並びです。このような歯並びだと歯を大きく動かすことや、抜歯の必要があります。 インビザライン矯正は歯を歯根ごと大きく動かすことが苦手なため、重度の叢生の方は、インビザライン矯正の適応ができないのです。
・重度の出っ歯(上顎前突)
重度の出っ歯(上顎前突)の場合は、骨格的な問題が大きく外科手術を要する場合が多いため、インビザライン矯正が適応できません。 出っ歯は歯科用語で上顎前突といい、上の前歯や上顎が大きく前にでている状態です。 軽度の出っ歯だと、インビザライン矯正で治療できるケースもあります。 重度の出っ歯かどうか自分での判断は難しいので、歯科医院で相談するようにしましょう。
・受け口(下顎前突)
上記の出っ歯と同じで、受け口(下顎前突)も軽度であれば矯正治療で治す事が出来ますが、重度の場合骨格的な問題のため、インビザライン矯正は適応できません。 受け口(下顎前突)とは、下の歯あるいは下顎が前に出ている状態です。そのため歯並びを変えるだけでは改善せず、外科処置で大きく顎を動かす必要があります。
・複数本の抜歯が必要な場合
複数本の抜歯が必要な場合は、インビザライン矯正ができません。 抜歯が必要な矯正とは、重度の叢生など歯のスペースを確保しなければならない症例などが当てはまります。 抜歯をすると歯と歯の移動距離が長いため、インビザライン矯正ではなくワイヤー矯正での治療が必要です。
・埋伏歯がある
埋伏歯がある場合は、インビザライン矯正ができません。 埋伏歯とは、顎のなかに歯が完全に埋まっている状態です。このような場合は、外科手術で歯茎を切開し、ワイヤーで歯を引っ張り出す必要があります。 インビザライン矯正は、軽度の歯並びを動かすことを得意とするため、埋伏歯の矯正ができないのです。
・歯周病
重度の歯周病がある方は、インビザライン矯正を含めすべての歯科矯正ができません。 歯周病は歯を支えている骨が溶けている状態なので、歯科矯正で歯を動かすことが難しいです。場合によっては矯正の力で歯が抜け落ちてしまう可能性があります。 軽度の歯周病や、歯肉に炎症がある方は歯科医院で相談しましょう。軽度の場合は歯周治療をおこなったあと、矯正治療ができるかもしれません。
・インプラントの歯
インプラントの歯は、インビザライン矯正ができません。 インプラントは顎の骨の中に、しっかりと固定しているため、インビザライン矯正で動かすことができません。 動かしたい歯の位置によっては、インプラントがある場合でも、インビザライン矯正ができる症例もありますのでご相談ください。
■インビザライン矯正ができない人の特徴
マウスピースの自己管理や、定期的な通院をしないと、インビザライン矯正はできません。 ここではインビザライン矯正ができない人の特徴をまとめました。
・マウスピースの装着時間が確保できない方
インビザライン矯正では、マウスピースを1日に20~22時間の装着が必要です。 食事や歯磨きの時間以外は、マウスピースをつけなればなりません。 決められた時間が確保できない場合は、歯が動かず、治療結果が得られません。 そのため装着時間が確保できない方や、マウスピースの着脱を頻繁におこなう方は適応できないのです。
・定期的な通院ができない方
インビザライン矯正では自宅でマウスピースの交換はおこないますが、定期的な歯科医院への通院が必要です。 矯正が順調に進んでいるか、マウスピースがしっかりはまっているか、歯の表面につけているアタッチメントが外れていないかなどを確認します。 インビザライン矯正は、2-3ヶ月に1回の通院なのでほかの矯正より通院頻度が低いです。 しかしそれでも定期的な通院が難しいという方には、インビザライン矯正は向かないでしょう。
宇都宮でインビザライン矯正なら【鈴木歯科医院】へ
本日はインビザライン矯正ができない人は、どのような症例や特徴なのか解説しました。 インビザライン矯正は軽い歯のがたつきなどの症例に適応しやすい治療法です。重度の叢生や、外科治療が必要な歯並びだと、インビザライン矯正ができないことが分かりました。 またマウスピースの適切な装着時間を確保できない、定期的な通院が不可能な方もインビザライン矯正には向いていません。 本日お伝えした内容以外でも、インビザライン矯正について気になる点があればお気軽に【鈴木歯科医院】にご相談ください。
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