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2026年1月16日

     

インプラント後に腫れるのはなぜ?放置していいケースと注意点を解説

インプラント手術後の腫れは自然な反応です

インプラント治療を受けた後、頬が腫れてしまって不安になった経験はありませんか?

手術後の腫れは、実は体が正常に治癒しようとしている証拠なのです。インプラント治療では、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込むため、歯肉を切開し骨に穴を開ける外科処置を行います。この際、骨や歯肉、血管が直接刺激を受けることで、体は自然な防御反応として炎症を起こします。

炎症は損傷を受けた組織を修復するために必要な反応であり、血液やリンパ液が増えて組織が膨らむことで腫れが生じます。この段階での腫れは、ほぼ全員に見られる正常な反応です。ただし、全ての腫れが自然な反応というわけではありません。

手術後すぐの腫れは生理的なものであることが多いものの、数週間後や数ヵ月後に出る腫れは、感染や炎症、インプラント周囲炎などのトラブルの兆候である可能性があります。特にインプラント周囲炎は進行が早く、骨の吸収やインプラントの脱落につながることもあるため、早期発見と迅速な対応が大切です。

腫れのピークと治癒の経過を知っておきましょう

手術直後から3日目までがピークです

術後の腫れは、手術翌日から2日目、3日目にかけてピークを迎えることが多く、その後は徐々に落ち着いていきます。

一般的には一週間以内に目立たなくなります。腫れの範囲は手術部位だけでなく頬や顎周辺まで広がる場合がありますが、経過とともに引いていきます。この時期の腫れは頬が外側に膨らんで見えるため、鏡を見ると気になる方も少なくありません。

また、口が開けづらくなったり、食事や会話がしにくくなったりすることもあります。痛みや熱感を伴う場合もありますが、これらは日が経つごとに良くなっていきます。

手術後1週間から2週間の変化

この時期は手術部位の傷口が閉じ、内部で新しい組織や血管が形成されている段階です。

炎症は初期よりも軽くなっていますが、完全に治まっていないため、歯肉に軽度の腫れや赤みが残ることがあります。これは、傷の治癒に伴い血流が活発になり、組織修復が進んでいる証拠です。1週間をめどに、腫れの状態をチェックしてみましょう。

抜糸を行うと、糸で固定されていた部分が開放されることで歯肉の張りや腫れ方が一時的に変化します。この時軽い出血や違和感が出る場合もありますが、多くは1日から2日で落ち着きます。

放置しても問題ないケースとは?

正常な治癒過程の腫れの特徴

手術後2〜3日間で感じる腫れは、通常は適切なケアと指示に従うことで管理可能です。

痛みのピークは手術後の1〜2日目に訪れることが一般的で、その後は徐々に軽減します。鎮痛剤の服用などで、痛みを和らげることができます。この段階での腫れは、体が傷を治そうとしている自然な免疫反応であり、特別な処置は必要ありません。

ただし、腫れが長引く場合は、感染やその他の合併症が生じている可能性があるので、異常を感じたらすぐに歯科医院に連絡することが重要です。

日常生活への影響を最小限にする工夫

手術後48時間以内は患部を冷やすことが効果的です。

冷たいタオルを使い、1回10分から15分、間隔を空けて冷却します。氷を使うと反対に血流が悪くなり治癒しにくくなるため、水を使って冷却してください。就寝時は枕を高くして頭を上げ、血流による腫れの悪化を防ぎます。

長時間の入浴、激しい運動、飲酒、熱い食べ物や飲み物は腫れを悪化させる可能性があるため避けます。また、歯磨きはインプラント部分を避けて行います。

すぐに歯科医院を受診すべき危険な症状

感染の兆候を見逃さないでください

通常、手術後1週間から2週間の時期には腫れは減少傾向にありますが、逆に腫れが強くなる場合は注意が必要です。

歯肉の色が赤から濃い赤や紫色に変化する、膿のような液体が出てくる、出血が続く、熱感を伴うなどの症状がある場合は感染の可能性が高いです。また、37.5度以上の発熱や全身の倦怠感がある場合は、炎症が広がっているサインであり、早急な対応が必要です。

これらの症状は、手術部位に細菌が侵入して炎症が拡大している証拠で、進行すれば骨結合が阻害され、インプラントが失敗する危険性があります。

インプラント周囲炎の初期症状

インプラント周囲炎とは、インプラントの歯周病のことで、細菌性の歯垢により器具の周辺組織に炎症が起こります。

歯茎の腫れや出血が初期症状で、進行すると歯槽骨が溶けてインプラントが抜け落ちることも少なくありません。インプラントは構造上、天然歯よりも細菌感染に弱い面があるため、日々のケアと定期的なメインテナンスが欠かせません。

手術後1ヵ月から3ヵ月後に出る腫れは、骨とインプラントの結合がスムーズに進んでいない可能性があります。原因としては、初期固定が不十分だったケースや、咬合圧、外傷、感染などが考えられます。骨結合が阻害されると安定性が低下し、その周囲で炎症反応が起こって腫れが発生します。

腫れを最小限に抑えるための対処法

鎮痛剤の適切な使用方法

手術後に感じる痛みは、処方された鎮痛剤で和らげることができます。

医師から指示された薬を適切な時間に服用することが重要で、決して自己判断で薬の量を変えてはいけません。また、鎮痛剤を空腹時に服用することで胃に負担をかけることがあるため、食後に服用することをおすすめします。

もし痛みがひどくなる場合や鎮痛剤が効かない場合は、速やかに歯科医に相談することが重要です。

冷却と安静の重要性

インプラント手術後に腫れや出血がみられることがありますが、腫れが長引く場合や出血が続く場合は注意が必要です。

腫れを抑えるためには手術部位を優しく冷やすのが効果的ですが、長時間の冷却は逆効果になることがあるため、5分程度冷やして10分休むといった方法を取り入れると良いでしょう。直接肌に氷を当てることは避け、氷を布に包んで優しく使用するのが安全です。

出血が続く場合は、ガーゼを清潔に保ち、しっかりと咬んで圧迫止血を行います。

鈴木歯科医院のインプラント治療の特徴

CT画像と3Dシミュレーションによる精密な治療計画

当院では、歯を失った部分にただインプラントを埋めるのではなく、CT画像と3Dシミュレーションを使って、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた「正しい位置」を導き出してから治療を進めます。

必要に応じて骨を作る手術(骨造成)やガイデッドサージェリーも行い、シミュレーション通りの位置に精密に埋入していきます。手術は局所麻酔をしっかり効かせたうえで行うため、できるだけ痛みを抑え、通院回数や治療期間の負担を減らすことにも配慮しています。

500例以上の経験を持つドクターが担当

フラップレス手術や骨造成を伴うケース、複数本の埋入が必要なケースまで、500例以上のインプラント治療経験を持つドクターが担当し、他院で「難しい」と言われた方の相談にも対応しています。

転倒で前歯が折れてしまったケースや、他院で「骨が足りないのでインプラントは難しい」と言われたケースなど、さまざまな症例でインプラントと骨造成を組み合わせた治療を行い、長期的な経過も良好です。

インプラント周囲炎を予防する設計

使用するインプラントは、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製です。

本体だけでなく、仮歯の土台や最終的な被せものを固定するネジに至るまで純正パーツを採用し、長期的な安定性を重視しています。さらに、近年問題になりやすいインプラント周囲炎を予防するため、セメントを使わないネジ固定式とフルジルコニアの被せものを標準とし、お手入れしやすく清潔な状態を保ちやすい設計にしている点も特徴です。

治療後も定期的なメインテナンスを通じて、インプラントを長く快適に使っていただけるようサポートしています。

まとめ:腫れと上手に付き合いながら治療を成功させましょう

インプラント手術後の腫れは、体が正常に治癒しようとしている自然な免疫反応です。

手術直後から3日目までがピークで、その後は徐々に落ち着いていきます。適切な冷却と安静、処方された鎮痛剤の服用で、腫れや痛みを最小限に抑えることができます。ただし、腫れが強くなる、膿が出る、発熱があるなどの症状が現れた場合は、感染やインプラント周囲炎の可能性があるため、すぐに歯科医院を受診してください。

当院では、CT画像と3Dシミュレーションを使った精密な治療計画、500例以上の経験を持つドクターによる施術、インプラント周囲炎を予防する設計など、長期的に安定したインプラント治療を提供しています。インプラント治療をご検討の方、他院で難しいと言われた方も、ぜひ一度ご相談ください。

鈴木歯科医院では、無料相談と歯科用CT撮影を行っています。インプラント治療に関するご不安やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。あなたのお口の健康を、長期的にサポートいたします。

監修医師

鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴

宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業

宇都宮高校 卒業

昭和大学歯学部 卒業

千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)

千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員

安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務

オーキッド歯科クリニック 勤務

オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任

鈴木歯科医院 副院長 就任

所属

公益社団法人日本口腔インプラント学会

国際口腔インプラント学会

挨拶

はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。

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