宇都宮市一の沢の歯医者 「鈴木歯科医院」 一般歯科・小児歯科・矯正歯科・口腔外科

お知らせ
  1. コラム
  2. インプラント
  3. インプラント1本の費用・治療期間・流れを徹底解説|失敗しない選び方

2025年12月10日

     

インプラント1本の費用・治療期間・流れを徹底解説|失敗しない選び方

インプラント治療を検討している方へ

歯を失ってしまったとき、「インプラントって実際どうなんだろう?」と悩まれる方は少なくありません。

費用が高額になるという話を聞いて不安になったり、治療期間がどれくらいかかるのか分からず迷っていたり、手術と聞いて怖くなってしまったり。そんな気持ちを抱えながら、日々の食事や会話に不便を感じている方もいらっしゃるでしょう。

私自身、千葉大学医学部附属病院での勤務を経て、これまで500例以上のインプラント治療に携わってきました。その経験の中で、患者様が抱える不安や疑問に数多く向き合ってきました。「本当に自分に合った治療なのか」「失敗したらどうしよう」「他の選択肢と比べてどうなのか」――こうした声に、一つひとつ丁寧にお答えしてきたつもりです。

この記事では、インプラント1本あたりの費用や治療期間、具体的な治療の流れについて、専門的な視点から分かりやすく解説していきます。また、失敗しないための歯科医院選びのポイントや、他の治療法との違いについてもお伝えします。

インプラント治療とは何か

インプラント治療とは、失った歯の部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。

具体的には、顎の骨にチタン製の人工歯根(インプラント体)を埋入し、骨としっかり結合させた後、その上に土台(アバットメント)と人工歯(上部構造)を取り付けます。この三層構造により、天然の歯に近い機能と見た目を取り戻すことができるのです。

インプラントの構造

インプラントは主に3つのパーツで構成されています。

まず、顎の骨に埋め込む「インプラント体」。これは生体親和性の高いチタンやチタン合金で作られており、骨と強固に結合する性質を持っています。次に、インプラント体と人工歯をつなぐ「アバットメント」。そして最後に、実際に見える部分となる「上部構造」です。上部構造には、セラミックやハイブリッドセラミックなど、審美性と耐久性に優れた素材が使用されます。

他の治療法との違い

歯を失った際の治療法には、インプラントの他にブリッジや入れ歯があります。

ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を削って支えにする方法です。健康な歯を削る必要があるため、将来的にその歯を失うリスクが高まります。入れ歯は取り外し式で、保険適用が可能ですが、装着感や噛む力に不満を感じる方が多いのが現状です。

一方、インプラントは独立して機能するため、周囲の歯に負担をかけません。しっかりと噛める力も天然歯に近く、見た目も自然です。ただし、外科手術が必要で、費用も高額になる傾向があります。

インプラント1本あたりの費用について

インプラント治療の費用は、多くの方が最も気にされるポイントの一つです。

一般的に、インプラント1本あたりの費用相場は30万円から50万円程度とされています。ただし、この金額には地域差や医院による違いがあり、使用する材料や治療内容によっても変動します。

費用に含まれる内容

インプラント治療の費用には、様々な要素が含まれています。

まず、術前の検査費用。CT撮影や血液検査などが必要になります。次に、インプラント体そのものの材料費。そして手術費用、アバットメントの費用、最終的な上部構造(人工歯)の費用が加わります。さらに、術後のメンテナンス費用も考慮する必要があります。

当院では、これらの費用を明確に提示し、患者様が納得された上で治療を進めることを大切にしています。隠れた追加費用が発生しないよう、事前に詳細な見積もりをお渡ししています。

費用が変動する要因

インプラント治療の費用は、いくつかの要因によって変わります。

骨の量が不足している場合、骨造成という追加の手術が必要になることがあります。サイナスリフトやGBRといった骨造成術を行う場合、通常の費用に加えて4〜5ヶ月の治療期間と追加費用が発生します。また、使用する上部構造の素材によっても費用は異なります。セラミックは審美性が高い分、費用も高くなる傾向があります。

医療費控除について

インプラント治療は、医療費控除の対象となる場合があります。

1年間に支払った医療費が10万円を超えた場合、その超えた分を年間の所得金額から控除できる制度です。インプラント治療は高額になることが多いため、この制度を活用することで実質的な負担を軽減できます。確定申告の際に、治療費の領収書を保管しておくことをお勧めします。

インプラント治療の期間と流れ

インプラント治療にかかる期間は、個人差がありますが、一般的に3ヶ月から1年程度です。

この期間の長さに驚かれる方もいらっしゃいますが、インプラントが骨としっかり結合するまでの「待つ時間」が必要なためです。焦らず、確実に治療を進めることが、長期的な成功につながります。

初診とカウンセリング

治療の第一歩は、丁寧なカウンセリングから始まります。

患者様のお悩みや希望を詳しくお聞きし、口腔内の状態を確認します。歯科用CTで撮影した画像をもとに、骨の厚みや形態、神経や血管の位置を詳細に分析します。この段階で、インプラント治療が適しているか、他の治療法も含めて最適な選択肢をご提案します。

当院では、無料カウンセリングを実施しており、歯科用CTの撮影も無料で行っています。治療に対する不安や疑問を、遠慮なくお話しいただける環境を整えています。

精密検査と治療計画

カウンセリング後、より詳細な検査を行います。

CT画像を三次元的に解析し、インプラントを埋入する位置、角度、深さを正確に決定します。この段階で、骨造成が必要かどうかも判断します。また、虫歯や歯周病がある場合は、先にそれらの治療を完了させる必要があります。全体的な口腔内環境を整えることが、インプラント治療の成功率を高めるからです。

インプラント埋入手術

治療計画に基づき、インプラント体を顎の骨に埋め込む手術を行います。

当院では、ガイデッドサージェリーという方法を採用しています。これは、CT画像をもとに作成したマウスピース型のガイドを使用し、計画通りの位置に正確にインプラントを埋入する技術です。歯茎の切開範囲を最小限に抑えられるため、術後の痛みや腫れが大幅に軽減されます。

手術は局所麻酔で行い、1〜2時間程度で完了します。また、不安が強い方には、静脈内鎮静法という方法もご用意しています。これは、鎮静剤を血管を通して体内に入れることで、リラックスした状態で治療を受けられる方法です。

治癒期間

手術後、インプラント体と骨が結合するまで、2〜6ヶ月の期間が必要です。

この期間は、下顎よりも上顎の方が長くなる傾向があります。骨の密度や代謝速度には個人差があるため、治癒期間も人によって異なります。この間、仮歯を使用することで、見た目や日常生活に支障が出ないよう配慮します。特に前歯の場合は、抜歯即時埋入インプラントという方法を用いることで、歯がない期間をほとんどなくすことも可能です。

上部構造の装着

インプラントと骨がしっかり結合したことを確認した後、最終的な人工歯を装着します。

まず、アバットメントを取り付け、その上に型取りを行います。患者様の口腔内の状態に合わせて、色や形を調整した上部構造を作製し、装着します。噛み合わせのバランスも細かく調整し、違和感なく使えるようにします。

失敗しない歯科医院の選び方

インプラント治療の成功は、歯科医院選びに大きく左右されます。

高度な技術と経験が求められる治療だからこそ、慎重に選ぶ必要があります。ここでは、失敗しないための選び方のポイントをお伝えします。

実績と経験を確認する

インプラント治療の経験が豊富な歯科医師がいるかどうかは、重要な判断基準です。

症例数や治療年数を確認することをお勧めします。また、難症例にも対応できる技術力があるかどうかも大切です。骨造成やAll-on-4といった高度な治療にも対応しているかを確認しましょう。私自身、500例以上の経験を積んできましたが、それでも一例一例、慎重に診断と治療を行っています。

設備と環境をチェックする

インプラント治療には、精密な診断と安全な手術環境が不可欠です。

歯科用CTが完備されているか、専用の手術室があるか、滅菌体制は整っているかなど、設備面を確認しましょう。当院では、医療用空気清浄機を備えた専用手術室を完備し、徹底した衛生管理を行っています。また、口腔外バキュームや炭酸ガスレーザーなど、最新の医療設備を整えています。

カウンセリングの質を見極める

治療前のカウンセリングが丁寧かどうかは、その医院の姿勢を表しています。

患者様の不安や希望にしっかり耳を傾けてくれるか、メリットだけでなくデメリットやリスクもきちんと説明してくれるか。治療計画を分かりやすく説明し、納得した上で治療に進めるよう配慮してくれるかどうかを確認しましょう。

保証制度とアフターケア

インプラント治療は、入れて終わりではありません。

長期的なメンテナンスが必要であり、万が一のトラブルに対する保証制度も重要です。当院では、インプラント本体に10年間、上部構造に5年間の無償保証を提供しています。定期的なメンテナンスを通じて、インプラントを長く健康に保つサポートを行っています。

治療を受ける際の注意点

インプラント治療を成功させるためには、患者様ご自身の協力も欠かせません。

治療前から治療後まで、いくつかの注意点があります。これらを守ることで、治療の成功率を高め、長期的に良好な状態を維持できます。

治療前の準備

インプラント治療を受ける前に、口腔内環境を整えることが大切です。

虫歯や歯周病がある場合は、先にそれらの治療を完了させる必要があります。また、全身疾患をお持ちの方は、主治医と連携しながら治療を進めます。糖尿病や骨粗しょう症、高血圧症などがある場合、治療に影響を及ぼす可能性があるため、事前にお伝えください。

喫煙習慣がある方は、できれば禁煙、少なくとも減煙をお勧めします。喫煙は血流を悪化させ、インプラントの定着に悪影響を及ぼすからです。

術後の過ごし方

手術後は、インプラントと骨の結合を妨げないよう、いくつかの注意が必要です。

過度な飲酒や喫煙は控えましょう。激しい運動も、術後1〜2週間は避けることをお勧めします。傷口にはできるだけ触れず、刺激の強い食事も控えてください。術後の腫れや痛みは、通常1週間程度で落ち着きますが、個人差があります。処方された薬を指示通りに服用し、異常を感じたらすぐにご連絡ください。

日常のケアとメンテナンス

インプラントを長く使い続けるためには、日々のケアが欠かせません。

天然歯と同様に、毎日の歯磨きが基本です。インプラント周囲は、天然歯よりも変化を感じにくく、気づかないうちに細菌が繁殖してしまう可能性があります。インプラント歯周炎という、天然歯よりも進行が早い歯周病を招くリスクもあるため、丁寧なセルフケアが重要です。

また、定期的な検診とメンテナンスも必須です。3〜6ヶ月に一度、専門的なクリーニングを受けることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

まとめ

インプラント治療は、失った歯を取り戻すための優れた選択肢です。

費用は1本あたり30万円から50万円程度、治療期間は3ヶ月から1年程度が一般的です。ただし、骨の状態や口腔内環境によって個人差があります。治療の成功には、経験豊富な歯科医師、充実した設備、そして患者様ご自身のケアが不可欠です。

私は、千葉大学医学部附属病院での経験を経て、地元の宇都宮で世界基準の医療を提供したいという思いで日々診療にあたっています。「自分が受けたい治療を提供する」ことをモットーに、一人ひとりの患者様に最適な治療計画をご提案しています。

インプラント治療に関する不安や疑問がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。無料カウンセリングで、あなたのお口の状態を詳しく診査し、最適な治療法をご提案いたします。

詳しい治療内容や当院の取り組みについては、インプラント治療 鈴木歯科医院をご覧ください。お口の健康を一緒に守っていきましょう。

監修医師

鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴

宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業

宇都宮高校 卒業

昭和大学歯学部 卒業

千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)

千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員

安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務

オーキッド歯科クリニック 勤務

オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任

鈴木歯科医院 副院長 就任

所属

公益社団法人日本口腔インプラント学会

国際口腔インプラント学会

挨拶

はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。

一覧を見る