宇都宮市一の沢の歯医者 「鈴木歯科医院」 一般歯科・小児歯科・矯正歯科・口腔外科

お知らせ
  1. コラム
  2. インプラント
  3. インプラントのメリット・デメリット|後悔しないために知るべき注意点を歯科医が解説

2026年1月6日

     

インプラントのメリット・デメリット|後悔しないために知るべき注意点を歯科医が解説

歯を失ってしまったとき、「インプラントって本当に良いの?」「痛くないかな?」「費用はどれくらい?」と不安に感じる方は多いと思います。

インプラント治療は、失った歯の機能を取り戻すための有効な選択肢ですが、メリットだけでなくデメリットや注意点もしっかり理解しておくことが大切です。

この記事では、500例以上のインプラント治療経験を持つ私が、インプラントのメリット・デメリットから治療の流れ、費用、そして後悔しないための注意点まで、詳しく解説していきます。

インプラントとは?基本を理解する

インプラント治療とは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。

インプラントは主に3つの部品で構成されています。顎骨に埋め込む「インプラント体(フィクスチャー)」、インプラント体と人工歯を連結する「アバットメント」、そして見た目と噛む機能を担う「人工歯(上部構造)」です。

インプラント体には、人体との親和性が高いチタンやチタン合金が使用されます。チタンは骨と結合する特性(オッセオインテグレーション)を持っており、これによってインプラントが顎骨にしっかりと固定されます。

人工歯の材質には、セラミックやジルコニアが多く用いられます。これらの素材は天然歯に近い自然な白さと透明感を持ち、見た目の美しさを実現できます。

インプラントと他の治療法との違い

歯を失った際の治療法には、インプラントの他に「入れ歯」と「ブリッジ」があります。

入れ歯は取り外し式の補綴装置で、保険適用範囲が広く経済的負担が少ないのが特徴です。ただし、噛む力は天然歯の20〜30%程度に低下し、顎の骨が徐々に痩せていくというデメリットがあります。

ブリッジは、欠損部の両隣の歯を削って支台とし、人工歯を橋渡しする治療法です。固定式で違和感が少ないものの、健康な歯を削る必要があり、支台歯に過剰な負担がかかります。

インプラントは両隣の歯を削る必要がなく、独立した歯として機能するため、他の歯への負担を最小限に抑えられます。

インプラントの5つのメリット

1. 天然歯に近い噛み心地を実現

インプラントの最大のメリットは、天然歯に近い噛む力を取り戻せることです。

顎骨に直接固定されるため、入れ歯のようなズレやガタつきがなく、しっかりと噛むことができます。硬い食べ物も気にせず食べられるようになり、食事の楽しみが戻ってきます。

2. 見た目が自然で美しい

セラミックやジルコニアを使用した人工歯は、天然歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりになります。

特に前歯のインプラントでは、審美性が非常に重要です。当院では、見た目と噛み合わせのバランスを考慮し、CT画像と3Dシミュレーションを使って最適な位置を計画してから治療を進めています。

3. 顎の骨が痩せるのを防ぐ

歯を失うと、その部分の顎骨は刺激を受けなくなり、徐々に吸収されて痩せていきます。

インプラントは顎骨に直接埋め込まれるため、噛む力が骨に伝わり、骨の吸収を防ぐ効果があります。これは入れ歯やブリッジにはない、インプラント特有のメリットです。

4. 周りの健康な歯を守る

ブリッジのように両隣の健康な歯を削る必要がないため、他の歯への負担を最小限に抑えられます。

また、入れ歯のように金属のバネをかける必要もないため、支えとなる歯への負担もありません。結果として、お口全体の健康を長期的に維持できます。

5. 長期的に使用できる

適切なメインテナンスを行えば、インプラントは10年以上の生存率が95%以上と報告されています。

当院では、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製のインプラントを使用し、本体だけでなく仮歯の土台や最終的な被せものを固定するネジに至るまで純正パーツを採用しています。これにより、長期的な安定性を重視した治療を提供しています。

インプラントの5つのデメリットと注意点

1. 外科手術が必要

インプラント治療では、顎骨にインプラント体を埋め込むための外科手術が必要です。

局所麻酔をしっかり効かせて行うため、治療中の痛みはできるだけ抑えられますが、手術後に腫れや痛みが生じることがあります。ただし、これらの症状は通常数日から1週間程度で落ち着きます。

2. 治療期間が長い

インプラントが骨にしっかりと結合するまでには、数ヶ月の期間が必要です。

一般的な治療期間は3ヶ月から1年程度で、骨の状態や骨造成の必要性によって変わります。入れ歯やブリッジと比べると、治療完了までの時間が長くなります。

3. 費用が高額

インプラント治療は自由診療のため、保険が適用されません。

1本あたりの費用は、インプラント体の埋入から最終的な被せものまで含めて、一般的に30万円から50万円程度かかります。ただし、医療費控除の対象となるため、確定申告で一部の費用を還付できる可能性があります。

4. すべての人に適応できるわけではない

骨の量や質が不足している場合、インプラント治療が難しいケースがあります。

また、重度の糖尿病や骨粗鬆症などの全身疾患がある方、喫煙習慣のある方は、治療の成功率が下がる可能性があります。当院では、必要に応じて骨を作る手術(骨造成)も行い、他院で「難しい」と言われた方の相談にも対応しています。

5. メインテナンスが必須

インプラントを長く使い続けるためには、定期的なメインテナンスが欠かせません。

近年、インプラント周囲炎という、インプラント周辺の組織が炎症を起こす病気が問題になっています。これを予防するため、当院ではセメントを使わないネジ固定式とフルジルコニアの被せものを標準採用し、お手入れしやすく清潔な状態を保ちやすい設計にしています。

インプラント治療の流れと期間

初診・カウンセリング

まずは、お口の状態を詳しく診査し、患者さんのご希望やお悩みをお聞きします。

CT撮影を行い、骨の量や質、神経の位置などを正確に把握します。その後、3Dシミュレーションを使って、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた治療計画を立てます。

一次手術(インプラント体の埋入)

局所麻酔をしっかり効かせたうえで、インプラント体を顎骨に埋め込みます。

必要に応じて、骨を増やす処置(骨造成)やガイデッドサージェリーという精密な手術方法を用いて、シミュレーション通りの位置に埋入していきます。手術時間は、本数や骨の状態によって異なりますが、1本あたり30分から1時間程度です。

治癒期間(骨結合を待つ)

インプラント体が骨にしっかりと結合するまで、3ヶ月から6ヶ月程度の期間が必要です。

この期間中は、仮歯を使用することで見た目や噛む機能を補います。当院では、フラップレス手術など、できるだけ負担を減らす方法も取り入れています。

二次手術(アバットメントの装着)

インプラント体が骨と結合したら、歯茎を少し開いてアバットメントを取り付けます。

この手術は一次手術よりも簡単で、短時間で終わります。

最終的な被せものの装着

歯茎の形が整ったら、型取りを行い、最終的な被せものを製作します。

当院では、汚れが付きにくく見た目も自然なフルジルコニアを標準採用し、セメントを使わないネジ固定式で、インプラント周囲の炎症が起こりにくい構造を選んでいます。

後悔しないためのインプラント選択ポイント

経験豊富な歯科医師を選ぶ

インプラント治療の成功には、歯科医師の技術と経験が大きく影響します。

当院では、500例以上のインプラント治療経験を持つドクターが担当し、フラップレス手術や骨造成を伴うケース、複数本の埋入が必要なケースまで、幅広い症例に対応しています。

CT撮影と3Dシミュレーションの活用

正確な診断と治療計画のためには、CT撮影と3Dシミュレーションが欠かせません。

当院では、これらを使って骨の状態を正確に把握し、見た目と噛み合わせのバランスを考慮した「一番良い位置」を計画してから治療を進めています。

使用するインプラントの品質

インプラントの品質は、長期的な成功に直結します。

当院では、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製を使用し、本体だけでなく仮歯の土台や最終的な被せものを固定するネジに至るまで純正パーツを採用しています。

インプラント周囲炎への対策

インプラントを長く使い続けるためには、インプラント周囲炎の予防が重要です。

当院では、セメントを使わないネジ固定式とフルジルコニアの被せものを標準採用し、お手入れしやすく清潔な状態を保ちやすい設計にしています。治療後も定期的なメインテナンスを通じて、インプラントを長く快適に使っていただけるようサポートしています。

費用と支払い方法の確認

インプラント治療は自由診療のため、費用が高額になります。

治療前に、総額や支払い方法、医療費控除の活用方法などをしっかり確認しておくことが大切です。不安な点があれば、カウンセリングでじっくりご相談ください。

こんな方にインプラントがおすすめ

インプラント治療は、以下のような方に特におすすめです。

  • 入れ歯ではしっかり噛めないと感じている方
  • ブリッジのために健康な歯を削りたくない方
  • 見た目を自然に美しく仕上げたい方
  • 長期的に安定した噛み心地を求める方
  • 顎の骨が痩せるのを防ぎたい方

実際に、転倒で前歯が折れてしまったケースや、他院で「骨が足りないのでインプラントは難しい」と言われたケースなど、さまざまな症例でインプラントと骨造成を組み合わせた治療を行い、長期的な経過も良好です。

「前歯をぶつけて折れてしまった」「他院で骨が足りないと言われた」「入れ歯ではしっかり噛めない」といったお悩みに対しても、見た目と噛み心地の両方を考えた治療プランをご提案します。

まとめ|インプラント治療で自分の歯のような噛み心地を

インプラント治療には、天然歯に近い噛み心地や見た目の美しさ、顎の骨を守る効果など、多くのメリットがあります。

一方で、外科手術が必要なこと、治療期間が長いこと、費用が高額なこと、定期的なメインテナンスが必須なことなど、デメリットや注意点もあります。

後悔しないためには、経験豊富な歯科医師を選び、CT撮影と3Dシミュレーションを活用した正確な治療計画、品質の高いインプラントの使用、インプラント周囲炎への対策が重要です。

宇都宮市の鈴木歯科医院では、500例以上のインプラント治療経験を持つドクターが、CT画像と3Dシミュレーションを使った精密な治療計画、ノーベルバイオケア社製インプラントの使用、セメントを使わないネジ固定式とフルジルコニアの被せものによるインプラント周囲炎予防など、「間違いのないインプラント治療」を目指しています。

インプラント治療は外科処置を伴う自由診療です。術後の腫れや痛み、インプラント周囲の炎症・脱落などのリスクがあり、良好な状態を保つためには日々のセルフケアと定期的な通院が必要です。

不安な点があれば、まずはカウンセリングでじっくりご相談ください。あなたに最適な治療法を一緒に考えていきましょう。

監修医師

鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴

宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業

宇都宮高校 卒業

昭和大学歯学部 卒業

千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)

千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員

安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務

オーキッド歯科クリニック 勤務

オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任

鈴木歯科医院 副院長 就任

所属

公益社団法人日本口腔インプラント学会

国際口腔インプラント学会

挨拶

はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。

一覧を見る