2026年2月23日
インプラント検討中の方必見!治療前に確認すべき重要ポイント
インプラント治療を検討されている方は、「本当に自分に合っているのか」「失敗したらどうしよう」と不安を抱えていませんか。
実際、インプラント治療は外科手術を伴うため、事前の準備や確認が非常に重要です。
骨の状態、全身の健康、費用、治療期間・・・。確認すべき項目は多岐にわたります。
この記事では、インプラント治療を始める前に必ず押さえておきたい重要ポイントを、実際の臨床経験に基づいて詳しく解説します。後悔しない治療選択のために、ぜひ最後までお読みください。
インプラント治療前の診査・診断が成功の鍵を握る理由
インプラント治療において、手術前の診査・診断は治療の成否を左右する最も重要なステップです。
単に「歯を入れる」だけではなく、長期的に安定した状態を維持するためには、綿密な計画が欠かせません。
診査・診断で確認すべき主な項目
インプラント治療前の診査では、以下のような項目を詳しく調べます。
- 口腔内の状態・・・歯周病の有無、歯の欠損部位、歯列の状態
- 顎の骨の状態・・・骨量、骨質、神経や血管の位置
- 噛み合わせ・・・全体のバランス、咬合力の分布
- 虫歯や根尖病巣・・・治療が必要な歯の有無
- 全身状態・・・糖尿病、高血圧、骨粗しょう症などの疾患
- 生活習慣・・・喫煙の有無、内服薬の確認
これらの情報を総合的に評価することで、インプラント治療が可能かどうか、どのような治療計画が最適かを判断します。
CT撮影による3D診断の重要性
従来のレントゲン撮影では平面的な情報しか得られませんでしたが、CT撮影を用いることで顎の骨を立体的に把握できます。
骨の厚み、高さ、密度、そして神経や血管の正確な位置まで確認できるため、より安全で精密な治療計画を立てることが可能です。
当院では、3Dシミュレーションを活用し、インプラントを埋入する最適な位置を事前に設計しています。
「骨のある場所にとりあえず入れる」のではなく、見た目、噛み合わせ、長期安定性まで考慮した計画的な埋入を心がけています。
骨の状態が治療の可否を決める

インプラント治療において、顎の骨の状態は最も重要な要素の一つです。
骨が不足していると、インプラントを安定して埋入することができません。
骨が不足する主な原因
顎の骨が不足する原因は様々です。
- 歯周病・・・進行すると骨が溶けてしまう
- 長期間の歯の欠損・・・使わない骨は徐々に吸収される
- 加齢・・・自然な骨の減少
- 抜歯時の処置・・・抜歯後の骨の吸収
特に、歯を失ってから時間が経過している場合、骨の吸収が進んでいることが多く見られます。
骨造成で治療の可能性が広がる
骨が不足している場合でも、骨造成という処置によってインプラント治療が可能になるケースがあります。
当院では、GBR(骨誘導再生法)などの骨造成に対応しており、他院で「骨が足りない」と言われた方でも治療できる可能性があります。
骨造成には追加の費用と治療期間が必要ですが、理想的な位置にインプラントを埋入できるため、長期的な安定性が高まります。
500例以上の経験を活かし、比較的簡単なケースから骨造成を伴う難症例まで幅広く対応しています。
全身の健康状態とインプラント治療の関係
インプラント治療は外科手術を伴うため、全身の健康状態が治療の成否に大きく影響します。
特定の疾患や生活習慣がある場合、治療のリスクが高まることがあります。
注意が必要な全身疾患
以下のような疾患をお持ちの方は、事前に主治医と連携しながら慎重に治療計画を立てる必要があります。
- 糖尿病・・・血糖コントロールが不良だと感染リスクや治癒遅延の可能性
- 高血圧・・・手術中の血圧管理が重要
- 骨粗しょう症・・・骨の質に影響し、インプラントの結合に時間がかかる場合がある
- 心疾患・・・抗凝固薬を服用している場合は出血のリスク
これらの疾患があるからといって、必ずしもインプラント治療ができないわけではありません。
適切な管理のもとで治療を進めることで、安全に治療を受けることが可能です。
喫煙がインプラントに与える影響
喫煙は、インプラント治療において大きなリスク要因です。
タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は血流を低下させ、骨の治癒を妨げます。
喫煙者のインプラント治療失敗率は非喫煙者の約2倍にのぼるという報告があります。
また、インプラント周囲炎の発症リスクも約3倍に増加します。
手術前後の禁煙期間をしっかり守ることが、治療成功の重要なポイントです。
費用と治療期間の現実を知る
インプラント治療は保険適用外の自費診療であり、費用面での負担は決して小さくありません。
また、治療期間も長期にわたるため、事前にしっかりと理解しておくことが大切です。
インプラント治療にかかる費用の内訳
当院でのインプラント埋入施術費用は、400,000円(税別)から450,000円(税別)となっており、症例により異なります。
費用には以下のような項目が含まれます。
- 診査・診断費用・・・CT撮影、シミュレーション
- インプラント本体・・・世界的実績を誇るノーベルバイオケア社製を採用
- 手術費用・・・埋入手術、必要に応じてガイデッドサージェリー
- 上部構造(被せ物)・・・フルジルコニア補綴を使用
骨造成が必要な場合は、追加の費用がかかります。
当院では、症例ページにて費用・治療期間・リスクまで明示しており、透明性の高い情報提供を行っています。
治療期間の目安
インプラント治療は、顎の骨にインプラント体が結合するまでに時間が必要です。
一般的な治療期間は以下の通りです。
- 診査・治療計画・・・1〜2週間
- インプラント埋入手術・・・1日
- 治癒期間(骨との結合)・・・約3〜5ヶ月
- 上部構造の製作・装着・・・2〜4週間
骨造成を伴う場合や、歯周病治療が必要な場合は、全体で1年以上かかることもあります。
治療期間中は仮歯を使用できるため、見た目や機能面での不便は最小限に抑えられます。
インプラント周囲炎のリスクと予防策

インプラント治療後の最大のリスクの一つが、インプラント周囲炎です。
これは、インプラントの周囲組織が炎症を起こす疾患で、最悪の場合インプラントの脱落につながります。
インプラント周囲炎の原因
インプラント周囲炎の主な原因は、細菌感染です。
- 不十分な口腔ケア・・・プラークの蓄積
- 喫煙・・・免疫力の低下、唾液分泌の減少
- 糖尿病・・・感染リスクの増加
- セメントの残留・・・セメント固定式の場合、余剰セメントが炎症を引き起こす
喫煙者のインプラント周囲炎発症リスクは、非喫煙者の約3倍にも増加すると報告されています。
当院のインプラント周囲炎予防対策
当院では、インプラント周囲炎を防ぐために以下の対策を標準採用しています。
ネジ固定式の採用・・・セメント固定式ではなくネジ固定式を標準採用することで、余剰セメントによる炎症リスクを回避しています。
フルジルコニア補綴の使用・・・細菌の付着を抑えやすいフルジルコニア補綴を使用しています。
定期的なメインテナンス・・・インプラントは入れたら終わりではなく、定期的なメインテナンスが長期維持の鍵です。
患者様ご自身のセルフケアと、歯科医院でのプロフェッショナルケアの両方が重要です。
インプラント以外の選択肢も検討する
インプラントは優れた治療法ですが、すべての方に最適とは限りません。
他の補綴治療の選択肢も理解したうえで、最適な治療法を選ぶことが大切です。
ブリッジという選択肢
ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削って支台とし、連結した人工歯を装着する方法です。
メリット
- 治療期間が短い
- 外科手術が不要
- 保険適用が可能(素材による)
デメリット
- 健康な歯を削る必要がある
- 支台となる歯に負担がかかる
- 骨の吸収は進行する
入れ歯という選択肢
入れ歯は、取り外し可能な人工歯です。
メリット
- 外科手術が不要
- 治療期間が短い
- 保険適用が可能
- 複数の歯を一度に補える
デメリット
- 違和感や異物感がある
- 咬合力が天然歯の約30〜40%
- 定期的な調整が必要
- 骨の吸収は進行する
インプラントの優位性
インプラントは、以下の点で他の治療法より優れています。
- 周囲の歯を削る必要がない・・・健康な歯を守れる
- 天然歯に近い咬合力・・・しっかり噛める
- 骨の吸収を防ぐ・・・咬合刺激が骨に伝わる
- 見た目が自然・・・審美性に優れる
- 長期的な安定性・・・適切なメインテナンスで長持ちする
ただし、費用や治療期間、全身状態など、総合的に判断することが重要です。
信頼できる歯科医院を選ぶポイント

インプラント治療の成功は、歯科医師の技術と経験に大きく左右されます。
信頼できる歯科医院を選ぶことが、後悔しない治療への第一歩です。
確認すべきポイント
①豊富な症例実績
インプラント治療の経験が豊富な歯科医院を選びましょう。当院では500例以上の経験があり、難症例にも対応しています。
②使用するインプラントメーカー
世界的に実績のあるメーカーのインプラントを使用しているかを確認しましょう。当院では、ノーベルバイオケア社製を採用し、本体からネジに至るまで純正品を使用しています。
③CT撮影など精密な診査体制
3Dシミュレーションやガイデッドサージェリーなど、精密な治療計画を立てられる設備があるかを確認しましょう。
④費用や治療期間の明確な説明
治療内容、費用、リスク、治療期間について、事前にしっかりと説明してくれる歯科医院を選びましょう。
⑤メインテナンス体制
治療後の定期的なメインテナンスに対応しているかを確認しましょう。長期的なサポート体制が整っていることが重要です。
無料相談を活用する
多くの歯科医院では、インプラント治療の無料相談を実施しています。
実際に歯科医師と話すことで、治療方針や医院の雰囲気を確認できます。
複数の歯科医院で相談を受け、納得できる医院を選ぶことをおすすめします。
まとめ:後悔しないインプラント治療のために
インプラント治療を成功させるためには、治療前の確認が何よりも重要です。
骨の状態、全身の健康状態、費用、治療期間、インプラント周囲炎のリスク、他の治療法との比較・・・。これらをしっかりと理解したうえで、治療を決断することが大切です。
当院では、精密な診査・診断、世界基準のインプラントメーカー採用、骨造成や難症例対応、インプラント周囲炎予防への配慮といった体制を整えています。
「他院で骨が足りないと言われた」「見た目も機能も妥協したくない」「できるだけ長持ちする治療を選びたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
宇都宮市でインプラント治療をお考えの方にとって、鈴木歯科医院は安心して相談できる歯科医院です。
お子様からご高齢の方まで通える”ホーム・デンタル・ドクター”として、長期的な口腔管理まで見据えた治療提案を行っています。
インプラント治療に関する疑問や不安があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。あなたの大切な歯の健康を、私たちと一緒に守っていきましょう。
監修医師
鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴
宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業
宇都宮高校 卒業
昭和大学歯学部 卒業
千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)
千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員
安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務
オーキッド歯科クリニック 勤務
オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任
鈴木歯科医院 副院長 就任
所属
公益社団法人日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
挨拶
はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。
