宇都宮市一の沢の歯医者 「鈴木歯科医院」 一般歯科・小児歯科・矯正歯科・口腔外科

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2026年2月23日

     

持病があってもインプラントは可能?治療前に知っておくべきこと

「インプラント治療を受けたいけれど、持病があるから無理かもしれない・・・」

そう感じて、治療をためらっている方は少なくありません。

糖尿病や高血圧、骨粗しょう症といった持病を抱えている方にとって、外科手術を伴うインプラント治療は不安が大きいものです。しかし結論から申し上げると、**持病があってもインプラント治療を受けられる可能性は十分にあります**。

もちろん、病状や服用中の薬の種類によって注意すべき点はあります。ですが、きちんと医科と連携し、全身状態を確認したうえで対応すれば、安全に治療を行えるケースは多いのです。

実際、当院にも持病を抱えた患者様が多く来院されており、適切な準備と管理のもとで治療を進めています。大切なのは、「できるかどうか」を一人で悩まず、専門の歯科医院に相談してみることです。

この記事では、持病の種類ごとに注意点や対応方法をわかりやすく解説していきます。ご自身やご家族の不安を解消するヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。

糖尿病がある場合のインプラント治療

糖尿病は、インプラント治療のリスク要因としてよく知られています。

特に血糖値のコントロールが不十分な場合、傷の治りが遅くなったり、感染症のリスクが高まるため、慎重な対応が必要です。

インプラント治療において重要なのは、「骨とインプラントがしっかりと結合すること」。しかし高血糖状態が続くと、骨の治癒力が低下し、インプラントの成功率が下がる可能性があります。そのため、治療前に血糖値の状態(HbA1c)を確認することがとても重要です。

多くの医院では、**HbA1cが7.0以下であれば手術が可能**と判断することが多いですが、これは患者様の全身状態や他の要因によっても変わります。

当院では、事前の血液検査や医科との情報連携を行い、糖尿病があっても安全に治療できるかどうかを丁寧に判断しています。また、術後の感染予防のために抗菌薬の使用や術後の経過観察も徹底しています。

糖尿病だからといって、すぐに「インプラントは無理」と諦める必要はありません。しっかりと血糖値が管理されていれば、十分に治療可能なケースはたくさんあります。まずは今の健康状態を確認し、歯科医と連携して判断することが大切です。

骨粗しょう症や骨代謝疾患がある場合

骨粗しょう症は、特に女性に多く見られる疾患です。

インプラント治療を検討する世代ではよくある相談のひとつで、「骨がもろいとインプラントはできないのでは?」と不安に感じる方も多いです。

しかし、必ずしも治療ができないわけではありません。

ポイントになるのは、骨の状態と、服用しているお薬の種類です。骨粗しょう症自体がインプラント治療の絶対的な禁忌になるわけではありませんが、注意が必要なのは**ビスフォスフォネート製剤(BP製剤)やデノスマブ(プラリアなど)**といった骨の代謝に関わる薬を服用している場合です。

これらの薬は、顎の骨に影響を与えることがあり、ごく稀に「顎骨壊死」という合併症を引き起こすリスクがあると報告されています。とくに注射薬を長期間使用している方は注意が必要です。

当院では、患者様の服薬歴や健康状態を詳しく確認し、医科の主治医と連携のうえで治療可否を判断しています。必要に応じて、血液検査や骨密度測定を行う場合もあります。

なお、服薬していても「リスクが極めて低い」と判断されるケースも多く、状態を正確に把握したうえで治療に進むことが最も重要です。

骨粗しょう症があるからといって、あきらめる必要はありません。まずはお口の状態と全身の状況を丁寧に診査・診断し、適切な判断を行うことが、安全な治療への第一歩です。

高血圧や心疾患を抱えている方の場合

高血圧や心疾患をお持ちの方も、インプラント治療を検討する際には注意が必要です。

高血圧の場合、手術中に血圧が急変する可能性があり、脳出血や脳梗塞などの合併症を引き起こすリスクがあります。そのため、主治医の指示通りに通院や薬の服用を行い、血圧がしっかりコントロールされていることが前提となります。

心臓の病気で通院している、または過去に通院していた方は、インプラント治療が受けられる状態かどうか、まずは主治医に相談することが大切です。特に、心筋梗塞や狭心症のある方、僧帽弁置換術を受けた方、ペースメーカーを入れている方は、慎重な判断が求められます。

不安定狭心症の状態では、心筋梗塞発作に移行しやすい危険な時期のため、歯科治療自体を避けることが望ましいとされています。また、抗血栓薬を服用している方は、出血のリスクを考慮した治療計画が必要になります。

当院では、患者様の全身状態を十分に把握し、医科との連携を密にとりながら、安全性を最優先した治療を行っています。治療中のストレスや緊張を軽減する工夫も行い、血圧や心拍数の変動を最小限に抑える配慮をしています。

高血圧や心疾患があっても、病状が安定していれば治療可能なケースは多くあります。まずは現在の健康状態を正確に把握し、専門家と相談しながら進めることが重要です。

甲状腺疾患・がん治療中・自己免疫疾患などのケース

インプラント治療を希望される患者様の中には、甲状腺の病気やがん治療中、自己免疫疾患を抱えている方もいらっしゃいます。

これらの持病も、治療計画を立てるうえで慎重な判断が求められる要素です。

まず、甲状腺機能亢進症や低下症などの甲状腺疾患がある場合、代謝やホルモンバランスに影響が出ることがあり、麻酔や薬剤の使用に配慮が必要になります。病状が安定していれば問題なく手術できるケースも多いため、事前にしっかり確認を行うことが大切です。

また、がん治療中の方や治療後まもない方については、抗がん剤や放射線治療による免疫力の低下や、骨への影響を考慮する必要があります。特に、頭頸部に放射線治療を受けたことがある場合、顎の骨にダメージが残っていることもあり、インプラントに適しているか慎重な判断が必要です。

自己免疫疾患(関節リウマチ、SLE、潰瘍性大腸炎など)のある方も、免疫抑制剤やステロイドを服用しているかどうかで治療方針が変わることがあります。傷の治りが遅れたり、感染リスクが高くなったりする可能性があるため、医科との情報共有が欠かせません。

いずれのケースでも大切なのは、現在の病状が安定しているかどうか、そして主治医との連携がとれているかどうかです。当院では、患者様の全身状態を総合的に評価し、医科と密に連携しながら、安全性を最優先した治療計画を立てています。

持病があるからといって、すぐに治療を諦める必要はありません。まずは専門家に相談し、ご自身の状態を正確に把握することから始めましょう。

服用中の薬がインプラント治療に与える影響

持病そのものだけでなく、服用している薬がインプラント治療に影響を与えることもあります。

特に注意が必要なのは、抗血栓薬や抗凝固薬を服用している方です。これらの薬は血液を固まりにくくする作用があるため、手術時の出血リスクが高まります。ただし、薬を中断することで脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まる場合もあるため、主治医と歯科医師が連携して慎重に判断する必要があります。

また、抗うつ薬や抗精神病薬を服用している方も、治療中のストレス耐性や理解度に配慮が必要な場合があります。医師との十分なカウンセリングを通じて、治療内容を丁寧に説明し、不安を軽減することが大切です。

免疫抑制剤やステロイドを長期間服用している方は、感染リスクや傷の治癒力の低下が懸念されます。このような場合、術前・術後の感染予防対策を徹底し、経過観察を丁寧に行うことで、安全性を高めることができます。

当院では、初診時に服用中の薬を詳しくお伺いし、必要に応じて主治医に確認を取ります。薬の影響を正確に把握したうえで、最適な治療計画を立てることが、安全で成功率の高いインプラント治療につながります。

服用中の薬について、些細なことでも必ず歯科医師にお伝えください。正確な情報共有が、安心して治療を受けるための第一歩です。

治療前に行うべき健康状態の確認事項

インプラント治療を安全に受けるためには、治療前の準備が欠かせません。

まず、持病や服用中の薬を正直に申告することが最も重要です。歯科医師は、患者様の全身状態を正確に把握することで、適切な治療計画を立てることができます。些細なことでも隠さずに伝えることが、安全な治療への第一歩です。

次に、定期的な検査や健康管理を怠らないことも大切です。血糖値や血圧、骨密度など、持病に関連する数値が安定しているかどうかを確認しておきましょう。主治医の指示通りに通院し、薬を服用することで、インプラント治療を受けられる可能性が高まります。

また、喫煙習慣がある方は、早めに禁煙を始めることをおすすめします。タバコに含まれる有害物質は、インプラント体と顎骨の結合を妨げ、手術の傷の治りを遅延させます。治療の成功率を高めるためにも、禁煙は重要なステップです。

当院では、初診時に詳しい問診を行い、必要に応じて血液検査やCT撮影を実施します。3Dシミュレーションを用いて、骨の状態や埋入位置を綿密に設計し、見た目・噛み合わせ・長期安定性まで考えた計画的な治療を行います。

骨が不足している場合は、GBR(骨誘導再生法)などの骨造成にも対応しており、他院で難しいと言われた症例でも、豊富な経験に基づいた判断で対応可能です。

治療前の準備をしっかり行うことで、安全性が高まり、治療の成功率も向上します。信頼できる歯科医院で適切な相談をすることが、何よりも大切です。

持病があっても治療を諦める必要はない理由

ここまで、さまざまな持病とインプラント治療の関係についてお伝えしてきました。

重要なのは、**すべての持病が絶対的な禁忌ではない**ということです。

病状がしっかりコントロールされていれば、治療可能な場合は多くあります。医科と歯科の連携によってリスクを下げることができ、安全に治療を進められるケースも少なくありません。

実際、当院では500例以上のインプラント治療経験があり、持病を抱えた患者様にも多く対応してきました。他院で困難と診断されたケースでも、骨再生を行い治療を完了した症例もあります。比較的簡単なケースから、骨造成を伴う症例、オールオンフォーまで幅広く対応しており、豊富な臨床経験に基づいた判断が強みです。

使用するインプラントは、世界的実績を誇る**ノーベルバイオケア社製**を採用しています。コピー品や互換品ではなく、本体からネジに至るまで純正品を使用することで、破損リスクを抑え、長期安定性を重視しています。

また、近年問題となっているインプラント周囲炎への対策として、セメント固定式ではなく**ネジ固定式**を標準採用し、余剰セメントによる炎症リスクを回避しています。さらに、細菌の付着を抑えやすいフルジルコニア補綴を使用することで、長期的な健康維持をサポートしています。

局所麻酔を十分に効かせた上で手術を実施し、できるだけ痛みを抑え、通院回数や治療期間を短縮することも意識しています。インプラントはチタン製で骨と強固に結合し、約3〜5ヶ月で安定します。入れ歯やブリッジのように周囲の歯を削る必要がなく、自然な見た目と噛み心地を取り戻せる治療法です。

持病があるからといって、すぐに治療を諦める必要はありません。まずは専門家に相談し、ご自身の状態を正確に把握することが大切です。

まとめ

持病があってもインプラント治療を受けられる可能性は十分にあります。

糖尿病や高血圧、骨粗しょう症、心疾患、甲状腺疾患、がん治療中、自己免疫疾患など、さまざまな持病がある方でも、病状がコントロールされていれば治療可能なケースは多いのです。

大切なのは、持病や服用中の薬を正直に申告し、医科と歯科が連携して全身状態を正確に把握することです。事前の血液検査やCT撮影、3Dシミュレーションを活用した精密な治療計画により、安全性を最大限に高めることができます。

当院では、世界的実績を誇るノーベルバイオケア社製のインプラントを使用し、ネジ固定式やフルジルコニア補綴によるインプラント周囲炎対策も徹底しています。500例以上の経験に基づく難症例対応も可能で、他院で難しいと言われた方にも対応しています。

「持病があるから無理かもしれない」と一人で悩まず、まずは専門の歯科医院に相談してみてください。

適切な準備と管理のもとで、安全で満足度の高いインプラント治療を受けることができます。

宇都宮市でインプラント治療をお考えの方は、ぜひ鈴木歯科医院にご相談ください。

お子様からご高齢の方まで通える”ホーム・デンタル・ドクター”として、長期的な口腔管理まで見据えた治療提案を行っています。

監修医師

鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴

宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業

宇都宮高校 卒業

昭和大学歯学部 卒業

千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)

千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員

安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務

オーキッド歯科クリニック 勤務

オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任

鈴木歯科医院 副院長 就任

所属

公益社団法人日本口腔インプラント学会

国際口腔インプラント学会

挨拶

はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。

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