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2026年1月9日
インプラント治療の流れを徹底解説|診断から手術・完成までの全ステップを紹介

歯を失ってしまったとき、「インプラント治療を受けてみたい」と考える方は多いと思います。
しかし、実際にどのような流れで治療が進むのか、どれくらいの期間がかかるのか、手術は痛くないのかなど、不安に感じることも少なくありません。
インプラント治療は、ただ人工の歯を埋めるだけではなく、CT撮影や3Dシミュレーションを使った精密な診断から始まり、骨の状態に合わせた手術計画、そして術後のメインテナンスまで、いくつもの段階を経て完成する治療です。
この記事では、インプラント治療の全体像を把握していただけるよう、診断から手術、最終的な被せものの装着、そして治療後のケアまで、**すべてのステップを順を追って詳しく解説**します。
インプラント治療とは?|失った歯を取り戻す最新の治療法
インプラント治療とは、歯を失った部分に人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を装着することで、天然の歯に近い見た目と機能を再現する治療法です。
従来の入れ歯やブリッジとは異なり、**周囲の健康な歯に負担をかけることなく、単独で機能する**ことが大きな特徴です。
インプラント体は主にチタン製で、顎の骨と結合する性質(オッセオインテグレーション)を持っています。この結合により、天然の歯と同じようにしっかりと噛むことができ、見た目も非常に自然です。
インプラントの基本構造
インプラントは、主に3つのパーツで構成されています。
- インプラント体(人工歯根):顎の骨に埋め込まれる部分で、チタン製のネジのような形をしています。直径は3〜5mm、長さは6〜18mm程度です。
- アバットメント(連結部分):インプラント体と上部構造をつなぐ土台となる部品です。
- 上部構造(人工歯冠):実際に見える歯の部分で、セラミックやジルコニアなどの素材で作られます。
これら3つのパーツが一体となって、1本の歯として機能します。
他の治療法との違い

入れ歯やブリッジと比較すると、インプラントには以下のようなメリットがあります。
- 隣の健康な歯を削る必要がない
- 取り外しの手間がなく、違和感が少ない
- 顎の骨が痩せるのを防ぐ効果がある
- 天然の歯に近い噛み心地が得られる
一方で、外科手術が必要であることや、治療期間が数ヶ月かかること、保険適用外で費用がかかることなど、注意すべき点もあります。
治療前の準備|カウンセリングと精密検査の重要性
インプラント治療を安全に、そして確実に成功させるためには、治療前の準備が非常に重要です。
まずは、患者様のお口の状態や全身の健康状態を詳しく把握し、インプラント治療が適しているかどうかを判断します。
初回カウンセリングで確認すること
初回のカウンセリングでは、以下のような内容を詳しくお伺いします。
- 歯を失った原因や経緯
- 現在のお口の悩みや治療への希望
- 全身の健康状態(糖尿病、高血圧、骨粗しょう症など)
- 服用中のお薬やアレルギーの有無
- 喫煙習慣の有無
これらの情報をもとに、インプラント治療が可能かどうか、どのような治療計画が適しているかを検討します。
CT撮影と3Dシミュレーション
インプラント治療では、**CT撮影による三次元的な診断**が欠かせません。
CT画像を使うことで、顎の骨の量や質、神経や血管の位置を正確に把握でき、安全な手術計画を立てることができます。
さらに、3Dシミュレーションソフトを使って、インプラントを埋め込む位置や角度、深さを事前に決定します。これにより、見た目と噛み合わせのバランスを考慮した「最適な位置」にインプラントを配置できます。
お口のクリーニングと初期治療

インプラント治療を始める前に、お口の中を清潔な状態に整えます。
虫歯や歯周病がある場合は、まずそれらの治療を優先します。インプラントは歯周病に弱いため、歯周病がある状態で手術を行うと、インプラント周囲炎のリスクが高まります。
また、歯のクリーニングを行い、歯垢や歯石を徹底的に除去することで、手術後の感染リスクを最小限に抑えます。
インプラント手術の流れ|1回法と2回法の違い
インプラント手術には、「1回法」と「2回法」という2つの方法があります。
どちらを選ぶかは、患者様の骨の状態や治療部位によって決まります。
1回法の手術の流れ
1回法は、骨の量や質が十分にあり、最小限の切開で済む場合に選択されます。
手術当日に、インプラント体を埋め込むと同時にアバットメントを装着し、仮歯を取り付けることができます。
手術の手順は以下の通りです。
- 局所麻酔を十分に効かせる
- サージカルテンプレート(ガイド)を装着する
- ガイドに沿って顎の骨に穴を開ける
- インプラント体を埋め込む
- アバットメントを装着する
- 仮歯を取り付ける
1回法の最大のメリットは、**手術回数が少なく、治療期間が短縮できる**ことです。
2回法の手術の流れ

2回法は、骨の量が少ない場合や、骨造成が必要な場合に選択されます。
1回目の手術でインプラント体を埋め込み、骨との結合を待ってから、2回目の手術でアバットメントを装着します。
手術の手順は以下の通りです。
- 1回目の手術:インプラント体を埋め込み、歯茎を縫合する
- 治癒期間:3〜6ヶ月間、インプラント体と骨が結合するのを待つ
- 2回目の手術:歯茎を再度切開し、アバットメントを装着する
- 治癒期間:1〜6週間、歯茎が治るのを待つ
- 人工歯冠を装着する
2回法は治療期間が長くなりますが、**骨との結合をしっかり確認できる**ため、安全性が高い方法です。
骨造成が必要な場合
顎の骨の量が不足している場合は、骨を増やす処置(骨造成)を行います。
骨造成には、「GBR法」「サイナスリフト」「ソケットリフト」などの方法があり、患者様の骨の状態に応じて最適な方法を選択します。
骨造成を行った場合は、骨が再生するまでに数ヶ月の期間が必要になります。
治癒期間と仮歯の役割|手術後の過ごし方
インプラント手術後は、インプラント体と骨がしっかり結合するまでの治癒期間が必要です。
この期間は、患者様の骨の状態や手術方法によって異なりますが、一般的には3〜6ヶ月程度です。
治癒期間中の注意点
治癒期間中は、以下の点に注意して過ごしていただきます。
- 手術部位に強い刺激を与えない
- 硬い食べ物は避け、柔らかい食事を心がける
- 喫煙は控える(骨の結合を妨げるため)
- お口の中を清潔に保つ
- 処方された薬をきちんと服用する
手術後数日間は、腫れや痛みが出ることがありますが、通常は1週間程度で落ち着きます。
仮歯の重要性

治癒期間中は、見た目や噛み合わせを保つために仮歯を装着します。
仮歯には、以下のような役割があります。
- 見た目を自然に保つ
- 周囲の歯が動くのを防ぐ
- 噛み合わせを維持する
- 歯茎の形を整える
仮歯は取り外し式のものや、隣の歯に接着するタイプなど、状況に応じて選択します。
定期的なチェックの必要性
治癒期間中は、定期的に歯科医院を受診し、インプラントの状態を確認します。
骨との結合が順調に進んでいるか、歯茎に炎症がないかなどをチェックし、問題があれば早期に対処します。
最終的な被せものの装着|見た目と機能の完成
インプラント体と骨がしっかり結合したことを確認したら、最終的な被せもの(上部構造)を作製します。
被せものの素材には、セラミックやジルコニアなどがあり、天然の歯に近い色や形を再現できます。
被せものの作製プロセス
被せものを作製する際は、以下の手順で進めます。
- お口の中の型取りを行う
- 噛み合わせを確認する
- 歯の色や形を決定する
- 技工所で被せものを作製する
- 試適して調整する
- 最終的に装着する
被せものは、患者様一人ひとりのお口に合わせてオーダーメイドで作製されます。
セメント固定式とネジ固定式
被せものの固定方法には、「セメント固定式」と「ネジ固定式」の2種類があります。
セメント固定式は、被せものをセメントで接着する方法で、見た目が自然ですが、メインテナンスの際に取り外しが難しいというデメリットがあります。
一方、ネジ固定式は、被せものをネジで固定する方法で、メインテナンスの際に取り外しが容易で、インプラント周囲炎のリスクを減らすことができます。
当院では、**インプラント周囲炎を予防するため、ネジ固定式を標準採用**しています。
フルジルコニアの特徴
被せものの素材として、フルジルコニアを使用することが増えています。
ジルコニアは、セラミックの一種で、以下のような特徴があります。
- 強度が高く、割れにくい
- 汚れが付きにくく、清潔に保ちやすい
- 天然の歯に近い透明感がある
- 金属アレルギーの心配がない
当院では、長期的な安定性を考慮し、フルジルコニアの被せものを標準採用しています。
治療後のメインテナンス|インプラントを長持ちさせるために

インプラント治療が完了した後も、定期的なメインテナンスが欠かせません。
適切なケアを続けることで、インプラントを10年、20年と長く使い続けることができます。
日々のセルフケア
インプラントを長持ちさせるためには、毎日のセルフケアが重要です。
以下のポイントを意識して、お口の中を清潔に保ちましょう。
- 歯ブラシで丁寧に磨く(1日2〜3回)
- 歯間ブラシやフロスを使って、歯と歯の間を清掃する
- インプラント専用の歯ブラシを使う
- 歯磨き粉は研磨剤の少ないものを選ぶ
特に、インプラントと歯茎の境目は汚れが溜まりやすいため、丁寧に磨くことが大切です。
定期検診の重要性
インプラント装着後は、3〜6ヶ月ごとに定期検診を受けていただきます。
定期検診では、以下のようなチェックを行います。
- インプラント周囲の歯茎の状態
- 噛み合わせのバランス
- 被せものの緩みや破損
- お口全体の清掃状態
問題が見つかった場合は、早期に対処することで、大きなトラブルを防ぐことができます。
インプラント周囲炎のリスク
インプラント周囲炎は、インプラントの周りの歯茎や骨に炎症が起こる病気です。
歯周病と同じように、細菌感染が原因で起こり、進行すると骨が溶けてインプラントが脱落する可能性があります。
インプラント周囲炎を予防するためには、以下の点が重要です。
- 毎日のセルフケアを徹底する
- 定期的に歯科医院でクリーニングを受ける
- 喫煙を控える
- 糖尿病などの全身疾患をコントロールする
当院では、インプラント周囲炎を予防するため、ネジ固定式とフルジルコニアの被せものを採用し、清潔に保ちやすい設計にしています。
まとめ|インプラント治療で自分の歯のような噛み心地を取り戻す
インプラント治療は、歯を失った方にとって、見た目と機能の両方を取り戻すことができる優れた治療法です。
治療の流れは、カウンセリングと精密検査から始まり、手術、治癒期間、被せものの装着、そして治療後のメインテナンスまで、いくつものステップを経て完成します。
当院では、CT画像と3Dシミュレーションを使った精密な治療計画、500例以上の経験を持つドクターによる手術、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製インプラントの使用、そしてインプラント周囲炎を予防するネジ固定式とフルジルコニアの被せものの採用により、**長期的に安定したインプラント治療**を提供しています。
「他院で骨が足りないと言われた」「入れ歯ではしっかり噛めない」「前歯をぶつけて折れてしまった」といったお悩みをお持ちの方も、まずはお気軽にご相談ください。
インプラント治療は外科処置を伴う自由診療であり、術後の腫れや痛み、インプラント周囲の炎症・脱落などのリスクがあります。良好な状態を保つためには、日々のセルフケアと定期的な通院が必要です。
不安な点があれば、カウンセリングでじっくりとご相談いただき、納得した上で治療を進めていきましょう。
鈴木歯科医院では、皆様が安心してインプラント治療を受けられるよう、丁寧なカウンセリングと精密な治療計画、そして長期的なサポート体制を整えてお待ちしております。
監修医師
鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴
宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業
宇都宮高校 卒業
昭和大学歯学部 卒業
千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)
千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員
安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務
オーキッド歯科クリニック 勤務
オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任
鈴木歯科医院 副院長 就任
所属
公益社団法人日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
挨拶
はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。
2026年1月9日
インプラント治療は何をする?手術の実際と注意点を歯科医がわかりやすく解説

「インプラント治療って、実際には何をするの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いと思います。
インプラント治療は、失った歯を取り戻すための優れた選択肢として注目されていますが、手術を伴う治療であるため、不安を感じる方がいらっしゃるのも当然です。私自身、これまで500例以上のインプラント治療を行ってきましたが、患者さんの多くが「思っていたよりも痛くなかった」「もっと早く相談すればよかった」とおっしゃいます。
この記事では、宇都宮市の鈴木歯科医院でインプラント治療を担当している私が、治療の実際の流れから手術の詳細、そして術前術後の注意点まで、できるだけわかりやすくお伝えします。
インプラント治療とは?基本を理解しましょう
インプラント治療は、歯を失った部分の顎の骨に「人工歯根」を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。
従来の入れ歯やブリッジとは異なり、周囲の健康な歯を削る必要がなく、自分の歯のようにしっかりと噛める点が大きな特徴です。インプラント本体は顎の骨と結合するため、天然歯に近い感覚で食事や会話を楽しめます。
治療は外科手術を伴いますが、局所麻酔をしっかり効かせて行うため、手術中の痛みはほとんど感じません。
インプラントの構造
インプラントは主に3つの部分から構成されています。
- インプラント体(人工歯根)・・・顎の骨に埋め込むチタン製の部品
- アバットメント・・・インプラント体と上部構造を連結する部品
- 上部構造(被せもの)・・・見た目と噛み合わせを担う人工の歯
当院では、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製のインプラントを使用し、本体だけでなく仮歯の土台や最終的な被せものを固定するネジに至るまで純正パーツを採用しています。
入れ歯やブリッジとの違い
入れ歯は取り外し式で、噛む力が天然歯の30〜40%程度に低下します。
ブリッジは両隣の健康な歯を削って土台にする必要があり、将来的にその歯に負担がかかります。一方、インプラントは独立した歯として機能するため、周囲の歯を守りながら、しっかりとした噛み心地を取り戻せるのです。
インプラント治療の流れ〜初診から完成まで

治療は複数の段階に分かれています。
各段階で身体の自然な治癒を待つ必要があるため、一般的に数ヶ月から半年以上の期間がかかります。ただし、この期間は骨とインプラントがしっかり結合するために必要不可欠なものです。
初診とカウンセリング
最初の来院では、お口の中の状態を詳しく調べます。
患者さんのご希望やご不安をお聞きし、インプラント治療が適切かどうかを判断します。持病や服用中のお薬がある場合は、必ずこの段階でお伝えください。糖尿病や骨粗鬆症、血液をサラサラにする薬を飲んでいる方は、治療方法を慎重に検討する必要があります。
精密検査と診断
CT撮影を行い、顎の骨の量や質、神経や血管の位置を3次元的に確認します。
当院では、このCT画像をもとに3Dシミュレーションを実施し、見た目と噛み合わせのバランスを踏まえた「一番良い位置」を計画します。骨が足りない場合には、骨を増やす処置(骨造成)も含めて検討し、必要に応じてガイデッドサージェリーという精密な手術方法を選択します。
インプラント埋入手術
手術当日は、局所麻酔をしっかり効かせたうえで、歯肉を開いて顎の骨にインプラント体を埋め込みます。
手術時間は埋入する本数や骨の状態によって異なりますが、1本あたり30分〜1時間程度です。手術中は麻酔が効いているため、痛みはほとんど感じません。フラップレス手術という歯肉をほとんど切開しない方法を選択できる場合もあり、腫れや痛みをさらに抑えることが可能です。
治癒期間(オッセオインテグレーション)
手術後、インプラント体と骨がしっかり結合するまで、3〜6ヶ月程度の期間が必要です。
この期間を「オッセオインテグレーション」と呼び、インプラント治療の成功に最も重要なプロセスです。この間は仮歯を使用できる場合もあり、見た目や食事への影響を最小限に抑えられます。
上部構造の装着
骨との結合が確認できたら、アバットメントを取り付け、最終的な被せものを装着します。
当院では、汚れが付きにくく見た目も自然なフルジルコニアの被せものを標準採用し、セメントを使わない「ネジ固定式」で装着します。これにより、インプラント周囲の炎症が起こりにくい構造を実現しています。
手術前の注意点〜万全の状態で臨むために
手術を成功させるためには、事前の準備が大切です。
持病や服用中の薬を必ず伝える

糖尿病、骨粗鬆症、心臓疾患、高血圧などの持病がある方は、必ず担当医にお伝えください。
また、経口避妊薬、抗凝固薬、骨粗鬆症治療薬、向精神薬などを服用している場合、休薬が必要になったり、治療自体ができない場合もあります。主治医との連携が必要になることもありますので、正確な情報提供をお願いします。
手術前日の過ごし方
前日は十分な睡眠を取り、体調を整えてください。
過度な運動は避け、リラックスした状態で手術日を迎えることが大切です。タバコは傷の治りを遅くするため、手術前2週間は禁煙が必要です。アルコールも免疫力の低下を招くため、前日は控えましょう。
手術当日の準備
当日は、ゆったりとした服装でお越しください。
汚れても構わない服を選び、お化粧は控えめに、マニキュアは落としておいてください。食事は手術の4時間前までに済ませ、空腹すぎず満腹すぎない状態を保ちましょう。静脈内鎮静法を行う場合は、車やバイクでの来院は避け、ご家族に送迎を依頼してください。
手術後の注意点〜回復を早めるために
手術後の過ごし方が、治療の成功を左右します。
手術直後の注意
手術後1〜2時間は、麻酔が効いているため飲食を控えてください。
麻酔が効いた状態で食事をすると、頬や舌を噛んでしまう可能性があります。患部は絶対に触らず、強いうがいも避けましょう。出血がある場合は、清潔なガーゼを当てて止血してください。
痛みと腫れへの対処

術後の痛みは翌日、腫れは3〜4日でピークを迎え、その後1週間程度で徐々におさまります。
処方された痛み止めと化膿止めは、指示通りにきちんと飲み切ってください。特に化膿止めを飲み忘れると、感染症のリスクが高まります。腫れがある間は、冷水で湿布しますが、氷などで冷やしすぎると逆効果です。
食事の工夫
刺激物や熱い物は避け、やわらかく適度な温度の食べものを選びましょう。
うどん、おかゆ、ポタージュスープなどがおすすめです。患部と反対側で噛むようにし、両方の歯をインプラントした場合は特に注意が必要です。
日常生活での制限
手術当日から少なくとも3日間は、以下のことを避けてください。
- 入浴・・・長時間の入浴は避け、シャワーのみにする
- 飲酒・・・少なくとも2週間は控える
- 喫煙・・・少なくとも2週間は控える
- 激しい運動・・・血流が良くなり出血のリスクが高まる
患部への歯磨きは2週間は避け、処方された薬剤で消毒してください。
治療期間が長い理由と各段階の意味
インプラント治療には、なぜこれほど時間がかかるのでしょうか?
それは、治療の各段階で身体の自然な治癒を待つ必要があるためです。特に、インプラント体と骨が結合する「オッセオインテグレーション」には、数ヶ月の期間が必要です。この期間を十分に確保することで、長期的に安定したインプラントを実現できます。
治療期間に影響する要因
骨の量や質、全身の健康状態によって、治療期間は変わります。
骨が足りない場合は、骨造成という骨を増やす処置が必要になり、さらに数ヶ月の期間が追加されます。また、複数本のインプラントを埋入する場合や、糖尿病などの全身疾患がある場合も、治療期間が長くなる可能性があります。
二回法と一回法の違い
インプラント手術には「二回法」と「一回法」があります。
二回法は、インプラント体を埋め込んだ後に歯肉を閉じて治癒を待ち、再度歯肉を開いてアバットメントを取り付ける方法です。一回法は、最初の手術でアバットメントまで装着する方法で、患者さんの負担を軽減できます。骨の状態や治療部位によって、適切な方法を選択します。
インプラント周囲炎を防ぐために

インプラントを長く使い続けるためには、インプラント周囲炎の予防が欠かせません。
インプラント周囲炎は、インプラント周囲の歯肉や骨に炎症が起こる状態で、放置すると最悪の場合インプラントが脱落してしまいます。天然歯の歯周病と同じように、日々のケアと定期的なメインテナンスが重要です。
セメント固定式とネジ固定式
当院では、インプラント周囲炎を予防するため、セメントを使わない「ネジ固定式」を標準採用しています。
セメント固定式は、被せものをセメントで接着する方法ですが、余分なセメントが歯肉の下に残ると炎症の原因になります。ネジ固定式は、被せものをネジで固定するため、セメントが残る心配がなく、お手入れもしやすい構造です。
フルジルコニアの被せもの
被せものの素材も、インプラント周囲炎の予防に影響します。
当院では、汚れが付きにくく清潔な状態を保ちやすいフルジルコニアを標準採用しています。ジルコニアは強度が高く、見た目も自然で、長期的な安定性に優れた素材です。
定期メインテナンスの重要性
インプラント治療が終わったからといって、そのまま放置してはいけません。
定期的なメインテナンスで、インプラント周囲の炎症や歯石の付着、噛み合わせの変化をチェックし、問題があれば早期に対処します。当院では、治療後も定期的なメインテナンスを通じて、インプラントと残っている歯を一緒に守っていくことを重視しています。
費用と保証について
インプラント治療は、保険が適用されない自由診療です。
費用は1本あたり30万円〜50万円が全国的な相場で、検査・診断料、インプラント埋入手術料、上部構造、アバットメントなどが含まれます。骨造成が必要な場合は、追加の費用と期間がかかります。
当院の保証制度
当院では、埋め込んだインプラント部分に対して、一定期間の保証を設けています。
ただし、定期的なメインテナンスを必ずお受けいただくことが条件です。日々のセルフケアと定期検診を怠ると、保証の対象外となる場合がありますので、ご注意ください。
まとめ〜安心してインプラント治療を受けるために
インプラント治療は、失った歯を取り戻し、しっかり噛める状態を長く保つための優れた治療法です。
手術を伴う治療であるため、不安を感じる方も多いと思いますが、局所麻酔をしっかり効かせて行うため、痛みはできるだけ抑えられます。治療期間は数ヶ月から半年以上かかりますが、骨とインプラントがしっかり結合するために必要な期間です。
当院では、CT画像と3Dシミュレーションを使った精密な治療計画、500例以上の経験を持つドクターによる施術、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製インプラントの使用、インプラント周囲炎を予防するネジ固定式+フルジルコニアの被せものなど、「間違いのないインプラント治療」を目指しています。
「前歯をぶつけて折れてしまった」「他院で骨が足りないと言われた」「入れ歯ではしっかり噛めない」といったお悩みに対しても、見た目と噛み心地の両方を考えた治療プランをご提案します。
インプラント治療は外科処置を伴う自由診療です。
術後の腫れや痛み、インプラント周囲の炎症・脱落などのリスクがあり、良好な状態を保つためには日々のセルフケアと定期的な通院が必要です。不安な点があれば、まずはカウンセリングでじっくりご相談ください。宇都宮市の鈴木歯科医院では、患者さんが安心して治療を受けられるよう、丁寧な説明とサポートを心がけています。
監修医師
鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴
宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業
宇都宮高校 卒業
昭和大学歯学部 卒業
千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)
千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員
安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務
オーキッド歯科クリニック 勤務
オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任
鈴木歯科医院 副院長 就任
所属
公益社団法人日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
挨拶
はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。
2026年1月8日
インプラントとブリッジは何が違う?特徴・選び方を歯科医がわかりやすく解説

歯を失ったとき、どんな選択肢があるのか
虫歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまったとき、多くの方が「どうやって治療すればいいのだろう」と不安を感じるものです。
歯を失った部分をそのまま放置すると、周りの歯が動いてしまったり、噛み合わせが悪くなったりと、お口全体に悪影響が広がっていきます。そのため、できるだけ早く適切な治療を受けることが大切です。
失った歯を補う方法としては、主に**「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」**の3つがあります。今回は、その中でも特に迷われる方が多い**インプラントとブリッジの違い**について、構造・費用・治療期間・メリット・デメリットなど、さまざまな角度から詳しくお伝えしていきます。
どちらを選ぶべきかは、お口の状態や生活スタイル、ご予算などによって変わってきます。正しい知識を持ったうえで、ご自身に合った治療法を選んでいただければと思います。
インプラントとは?基本的な仕組みと特徴
インプラント治療とは、歯を失った部分の顎の骨に**人工の歯根(インプラント体)**を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。
インプラント体は主にチタンという金属で作られており、骨としっかり結合する性質を持っています。この結合のことを「オッセオインテグレーション」と呼び、インプラントが安定して機能する土台となります。
インプラントの構造
インプラントは、大きく分けて3つのパーツで構成されています。
- インプラント体(人工歯根)・・・顎の骨に埋め込む部分
- アバットメント・・・インプラント体と被せ物をつなぐ連結部分
- 上部構造(被せ物)・・・実際に見える歯の部分で、セラミックなどで作られる
このように、インプラントは独立した構造を持つため、周りの歯を削る必要がありません。
治療の流れと期間
インプラント治療は外科手術を伴うため、ある程度の期間が必要です。一般的な流れは以下のようになります。
- カウンセリング・CT撮影などの精密検査
- 治療計画の立案・3Dシミュレーション
- インプラント体の埋入手術
- 骨との結合を待つ期間(下顎で約3ヶ月、上顎で約6ヶ月)
- アバットメントの取り付け
- 最終的な被せ物の装着
- 定期的なメインテナンス
全体の治療期間は、最短でも約6ヶ月、上顎の場合は1年以上かかることもあります。骨の状態によっては骨造成という骨を増やす処置が必要になり、さらに期間が延びる場合もあります。
ブリッジとは?基本的な仕組みと特徴

ブリッジ治療とは、失った歯の両隣にある健康な歯を土台として削り、その上に橋のように人工歯を渡して固定する治療法です。
「ブリッジ(橋)」という名前の通り、欠損部分に橋をかけるようなイメージで、3本以上の歯が一体型になった被せ物を装着します。
ブリッジの構造
ブリッジは、以下のような構造になっています。
- 支台歯(土台となる歯)・・・両隣の健康な歯を削って土台にする
- ポンティック(ダミーの歯)・・・失った歯の部分を補う人工歯
- 連結部・・・支台歯とポンティックを一体化させた構造
例えば1本の歯を失った場合、両隣の2本の歯を削り、合計3本分の被せ物を一体で作ることになります。
治療の流れと期間
ブリッジの治療は、インプラントに比べて短期間で完了します。
- カウンセリング・診断
- 両隣の歯を削る処置
- 型取り
- 仮歯の装着
- ブリッジの完成・装着(約1〜2週間後)
- 噛み合わせの調整
- 必要に応じて定期検診
全体の治療期間は、約2〜4週間程度です。外科手術が不要なため、身体的な負担も少なく済みます。
インプラントとブリッジの主な違いを比較
ここからは、インプラントとブリッジの違いを具体的に比較していきます。
周りの歯への影響
インプラントは、失った歯の部分だけに人工歯根を埋め込むため、周りの健康な歯を削る必要がありません。他の歯に負担をかけず、独立して機能します。
一方、ブリッジは両隣の健康な歯を約1〜1.5mm削って土台にする必要があります。削った歯は虫歯のリスクが高まり、将来的にその歯の寿命を縮める可能性があります。また、欠損部分の噛む力を両隣の歯で負担するため、土台となる歯に余計な負荷がかかります。
噛む力と使用感

インプラントは、顎の骨に直接固定されるため、天然歯とほぼ同等の噛む力を発揮できます。硬いものでもしっかり噛めますし、違和感もほとんどありません。
ブリッジも固定式なので入れ歯に比べれば安定していますが、土台となる歯の状態によって噛む力は左右されます。また、欠損部分の下に隙間ができることがあり、食べ物が詰まりやすくなる場合もあります。
見た目の自然さ
どちらも、被せ物にセラミックなどの審美的な素材を使えば、見た目は自然に仕上がります。
ただし、インプラントは歯ぐきのラインも美しく整えやすく、特に前歯などの見える部分でも違和感なく仕上げられます。
ブリッジは、時間が経つと歯ぐきが痩せて隙間が目立つことがあります。また、保険適用のブリッジでは金属が使われることが多く、前歯の場合は見た目にやや不向きなケースもあります。
治療期間
インプラントは、骨との結合を待つ期間が必要なため、最短でも6ヶ月、長い場合は1年以上かかります。
ブリッジは、2〜4週間程度で治療が完了します。早く歯を補いたい方には適しています。
費用
インプラントは保険適用外の自由診療となるため、1本あたり約30〜50万円が相場です。当院では、CT撮影や3Dシミュレーション、ノーベルバイオケア社製の純正パーツを使用し、長期的な安定性を重視した治療を行っています。
ブリッジは、保険適用の場合は1〜2万円程度で治療できます。自由診療でセラミックなどを使う場合は、3本分で約13万円〜となります。ただし、土台となる歯が将来的にダメになった場合、再治療の費用が発生する可能性があります。
寿命と長期的な安定性

インプラントは、適切なメインテナンスを行えば10年以上、場合によっては一生涯使用できることもあります。10年残存率は90%以上とされています。
ブリッジの10年残存率は50〜70%程度です。土台となる歯に負担がかかるため、その歯が虫歯や歯周病になると、ブリッジごと作り直す必要が出てきます。
インプラントのメリットとデメリット
インプラントのメリット
- 周りの歯を削らない・・・健康な歯を守れる
- しっかり噛める・・・天然歯と同等の噛む力
- 見た目が自然・・・審美性に優れている
- 長持ちする・・・適切なケアで10年以上使える
- 骨が痩せにくい・・・噛む刺激が骨に伝わる
- 違和感が少ない・・・自分の歯のような感覚
インプラントのデメリット
- 外科手術が必要・・・身体的な負担がある
- 治療期間が長い・・・6ヶ月〜1年以上かかる
- 費用が高い・・・保険適用外で1本30〜50万円
- 骨の状態に左右される・・・骨が少ない場合は骨造成が必要
- 定期メインテナンスが必須・・・インプラント周囲炎のリスクがある
当院では、CT画像と3Dシミュレーションを使って、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた「正しい位置」を導き出してから治療を進めます。骨が足りない場合には骨造成やガイデッドサージェリーにも対応しており、他院で「難しい」と言われた方のご相談も受け付けています。
ブリッジのメリットとデメリット
ブリッジのメリット
- 治療期間が短い・・・2〜4週間で完了
- 外科手術が不要・・・身体的負担が少ない
- 保険適用が可能・・・費用を抑えられる
- 固定式で安定・・・入れ歯のような取り外しの手間がない
- 違和感が少ない・・・自分の歯に近い感覚
ブリッジのデメリット
- 健康な歯を削る・・・両隣の歯にダメージを与える
- 土台の歯に負担・・・将来的にその歯の寿命が縮む可能性
- 虫歯のリスク増加・・・削った歯は虫歯になりやすい
- 食べ物が詰まりやすい・・・欠損部の下に隙間ができることがある
- 骨が痩せる・・・欠損部分の骨に刺激が伝わらない
- 寿命が短め・・・10年残存率50〜70%
どちらを選ぶべき?選び方のポイント

インプラントとブリッジ、どちらを選ぶべきかは、お口の状態や生活スタイル、ご予算などによって変わってきます。
インプラントが向いている方
- 周りの健康な歯を削りたくない方
- しっかりとした噛み心地を求める方
- 長期的に安定した治療を希望する方
- 外科手術に抵抗がない方
- 費用よりも機能性・審美性を重視する方
ブリッジが向いている方
- できるだけ早く歯を補いたい方
- 外科手術を避けたい方
- 費用を抑えたい方
- 骨の状態がインプラントに適さない方
- 全身疾患などでインプラント手術が難しい方
お口の状態による選択
骨の量が十分にある場合は、インプラントが第一選択となります。骨が少ない場合でも、骨造成という処置で骨を増やすことができれば、インプラント治療が可能です。
両隣の歯がすでに治療済みで被せ物が入っている場合は、ブリッジを選ぶことで新たに歯を削る量を最小限に抑えられます。
欠損している歯の本数が多い場合は、インプラントの方が周りの歯への負担を減らせます。ブリッジは欠損が多いほど土台となる歯の負担が大きくなるためです。
生活スタイルによる選択
仕事や生活が忙しく、通院回数を減らしたい方は、ブリッジの方が短期間で治療が完了します。
スポーツや趣味で強い衝撃がかかる可能性がある方は、インプラントの方が安定性に優れています。
定期的なメインテナンスに通える方は、インプラントでもブリッジでも長持ちさせることができます。
当院のインプラント治療の特徴

宇都宮市の鈴木歯科医院では、「間違いのないインプラント治療」を目指しています。
CT画像と3Dシミュレーションによる精密な治療計画
歯を失った部分にただインプラントを埋めるのではなく、CT画像と3Dシミュレーションを使って、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた「正しい位置」を導き出してから治療を進めます。
骨造成やガイデッドサージェリーにも対応
必要に応じて骨を作る手術(骨造成)やガイデッドサージェリーも行い、シミュレーション通りの位置に精密に埋入していきます。他院で「骨が足りないのでインプラントは難しい」と言われた方のご相談にも対応しています。
500例以上の経験を持つドクターが担当
フラップレス手術や骨造成を伴うケース、複数本の埋入が必要なケースまで、500例以上のインプラント治療経験を持つドクターが担当します。手術は局所麻酔をしっかり効かせたうえで行うため、できるだけ痛みを抑え、通院回数や治療期間の負担を減らすことにも配慮しています。
ノーベルバイオケア社製の純正パーツを使用
使用するインプラントは、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製です。本体だけでなく、仮歯の土台や最終的な被せものを固定するネジに至るまで純正パーツを採用し、長期的な安定性を重視しています。
インプラント周囲炎予防を重視した設計
近年問題になりやすいインプラント周囲炎を予防するため、セメントを使わないネジ固定式+フルジルコニアの被せものを標準とし、お手入れしやすく清潔な状態を保ちやすい設計にしている点も特徴です。
長期的なメインテナンスサポート
治療後も定期的なメインテナンスを通じて、インプラントを長く快適に使っていただけるようサポートしています。インプラントと残っている歯を一緒に守っていくことを重視しています。
まとめ・・・ご自身に合った治療法を選ぶために
インプラントとブリッジは、それぞれに特徴があり、どちらが優れているということではありません。
インプラントは、周りの歯を削らず、長期的に安定した噛み心地を得られる治療法です。ただし、外科手術が必要で、治療期間も費用もかかります。
ブリッジは、短期間で治療が完了し、保険適用も可能な治療法です。ただし、健康な歯を削る必要があり、土台となる歯に負担がかかります。
どちらを選ぶべきかは、お口の状態・生活スタイル・ご予算・治療に対するお考えなど、さまざまな要素を総合的に判断する必要があります。
まずは歯科医院でしっかりと検査を受け、ご自身のお口の状態を正確に把握することが大切です。そのうえで、それぞれの治療法のメリット・デメリットを理解し、ご自身に合った選択をしていただければと思います。
当院では、CT撮影や3Dシミュレーションを用いた精密な診断を行い、患者様一人ひとりに最適な治療プランをご提案しています。「前歯をぶつけて折れてしまった」「他院で骨が足りないと言われた」「入れ歯ではしっかり噛めない」といったお悩みに対しても、見た目と噛み心地の両方を考えた治療プランをご提案します。
インプラント治療は外科処置を伴う自由診療です。術後の腫れや痛み、インプラント周囲の炎症・脱落などのリスクがあり、良好な状態を保つためには日々のセルフケアと定期的な通院が必要です。不安な点があれば、まずはカウンセリングでじっくりご相談ください。
自分の歯のようにしっかり噛める状態を長く保つことを大切に、一緒に最適な治療法を見つけていきましょう。
監修医師
鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴
宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業
宇都宮高校 卒業
昭和大学歯学部 卒業
千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)
千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員
安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務
オーキッド歯科クリニック 勤務
オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任
鈴木歯科医院 副院長 就任
所属
公益社団法人日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
挨拶
はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。
2026年1月8日
インプラントの寿命はどれくらい?長持ちさせるためのポイントを歯科医が解説

インプラントの寿命について知っておきたいこと
「インプラント治療を受けたいけれど、どれくらい持つのだろう?」
このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。インプラントは保険が適用されない自由診療のため、費用が高額になります。だからこそ、できるだけ長く使いたいと考えるのは当然のことです。
インプラントは「第二の永久歯」とも呼ばれ、適切なケアを行えば長期間にわたって機能し続けることができます。実際に、世界で最初にインプラント治療を受けた患者さんのインプラントは、41年間も口腔内でしっかりと機能し続けたという記録があります。
しかし、インプラントを長持ちさせるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。今回は、インプラントの寿命や長持ちさせるための具体的な方法について、詳しく解説していきます。
インプラントの平均寿命と生存率
一般的なインプラントの寿命
インプラントの平均寿命はどれくらいなのでしょうか?
一般的には、インプラントの平均寿命は10年から15年程度とされています。厚生労働省が発表している調査によると、部分的あるいは全ての歯を欠損した症例での10~15年後の生存率は、上顎で約90%、下顎で約94%という結果が報告されています。
これは、入れ歯の寿命が約3~5年程度、ブリッジが7~8年程度であることと比較すると、インプラントがいかに長持ちする治療法であるかがわかります。初期費用は高額になりますが、長期的な視点で見れば、コストパフォーマンスに優れた選択肢といえるでしょう。
条件による寿命の違い
インプラントの寿命は、埋入部位や埋入時の条件によっても左右されます。骨移植を伴うケースや抜歯後すぐにインプラントを埋入したケースでは、10~15年後の生存率は87~92%程度と報告されています。
また、適切な治療とメンテナンスを継続することで、20年以上、さらには40年以上も機能し続けるケースも珍しくありません。つまり、インプラントの寿命は「どのように管理するか」によって大きく変わってくるのです。
インプラントを長持ちさせるための3つの重要ポイント
①定期的なメンテナンスを受ける

インプラントを長持ちさせるために最も重要なのが、定期的なメンテナンスです。
「インプラントを埋入して終わり」というわけではありません。インプラント自体は虫歯になることはありませんが、インプラント周囲炎という歯周病に似た病気にかかる可能性があります。インプラント周囲炎は、インプラントが脱落する最も多い原因とされています。
当院では、4ヵ月に1度のペースでメンテナンスにお越しいただくことをお勧めしています。メンテナンスでは、口腔内のチェック、かみ合わせの調整、歯の清掃、ブラッシング指導などを行います。必要に応じてレントゲン撮影も実施し、目に見えない部分の状態も確認します。
定期的なメンテナンスは、インプラントだけでなく、残っている天然歯を守ることにもつながります。お口全体の健康を維持するためにも、メンテナンスを継続することが大切です。
②徹底したセルフケアを心がける
日々のセルフケアも、インプラントの寿命を左右する重要な要素です。
インプラントは虫歯にはなりませんが、プラーク(歯垢)が付着すると、インプラント周囲炎を引き起こす原因となります。毎日の丁寧な歯磨きで、プラークをしっかりと除去することが必要です。
特に、インプラントと歯茎の境目、隣接する歯との間などは、プラークが溜まりやすい部分です。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスなども活用して、細かい部分まで清潔に保つよう心がけましょう。
正しいブラッシング方法については、メンテナンスの際に歯科衛生士が丁寧に指導いたしますので、ご自身のお口に合ったケア方法を身につけていただければと思います。
③生活習慣に気をつける
インプラントの寿命には、日常の生活習慣も影響します。
特に注意したいのが、喫煙です。たばこに含まれるニコチンは血行を悪くし、免疫力を低下させます。その結果、歯茎の炎症が起こりやすくなり、インプラント周囲炎のリスクが高まります。喫煙者は非喫煙者と比べて、インプラント周囲炎になる確率が高いことが報告されています。
また、歯ぎしりや食いしばりにも注意が必要です。人が噛む力は思っている以上に強く、就寝中など無意識の状態では数百kg〜1トン近くの力が加わることもあります。このような強い力が継続的にかかると、インプラントに負担がかかり、破損や脱落の原因となる可能性があります。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、マウスピースなどの対策が有効です。気になる症状がある場合は、遠慮なくご相談ください。
当院のインプラント治療の特徴
CT画像と3Dシミュレーションによる精密な治療計画

インプラントを長持ちさせるためには、最初の治療が非常に重要です。
当院では、歯を失った部分にいきなりインプラントを埋めるのではなく、CT画像と3Dシミュレーションを使って、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた「正しい位置」を導き出してから治療を進めます。
シミュレーション通りの位置に精密に埋入するため、必要に応じて骨を作る手術(骨造成)やガイデッドサージェリーも行います。骨が足りない場合でも、適切な処置を行うことで、インプラント治療が可能になるケースは多くあります。
世界的に実績のあるインプラントシステムを使用
使用するインプラントは、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製です。
本体だけでなく、仮歯の土台や最終的な被せものを固定するネジに至るまで純正パーツを採用し、長期的な安定性を重視しています。インプラントメーカーによって材質や形、精度が異なるため、信頼できるメーカーを選ぶことは、インプラントの寿命にも影響します。
インプラント周囲炎を予防する設計
近年、インプラント周囲炎が問題になるケースが増えています。
当院では、インプラント周囲炎を予防するため、セメントを使わないネジ固定式+フルジルコニアの被せものを標準としています。セメントが残ると炎症の原因となるため、ネジ固定式にすることで、お手入れしやすく清潔な状態を保ちやすい設計にしています。
フルジルコニアは、汚れが付きにくく、見た目も自然で美しい素材です。長期的な安定性と審美性を両立させることができます。
500例以上の治療経験を持つドクターが担当
インプラントの寿命には、歯科医師の技術力も影響します。
当院では、500例以上のインプラント治療経験を持つドクターが担当します。フラップレス手術や骨造成を伴うケース、複数本の埋入が必要なケースまで、さまざまな症例に対応しています。他院で「難しい」と言われた方の相談にも応じていますので、お気軽にご相談ください。
手術は局所麻酔をしっかり効かせたうえで行うため、できるだけ痛みを抑え、通院回数や治療期間の負担を減らすことにも配慮しています。
インプラント治療を受ける前に知っておきたいこと

保証制度について
「万が一、インプラント治療に失敗してしまったら…」と不安を感じている方も多いでしょう。
最近では、患者様が安心して治療を受けられるよう、インプラントの保証制度を設けている歯科医院が増えています。保証対象となる費用や保証年数は医院により異なりますので、事前にしっかりと確認しておく必要があります。
ただし、医院の指定どおりにメンテナンスを受けていない、医師の指示どおりに禁煙できない、といった場合には、トラブルが起きたとしても保証対象外となるケースもあります。保証を受けるためには、患者様ご自身の協力も不可欠です。
治療のリスクについて
インプラント治療は外科処置を伴う自由診療です。
術後の腫れや痛み、インプラント周囲の炎症・脱落などのリスクがあり、良好な経過のためには日々のケアと定期検診が欠かせません。これらのリスクについて十分に理解したうえで、治療を受けるかどうかを判断していただくことが大切です。
当院では、カウンセリング時に十分な説明を行い、患者様が納得されたうえで治療を進めるよう心がけています。不安な点や疑問点があれば、どんなことでもお気軽にお尋ねください。
まとめ:インプラントを一生ものにするために
インプラントの平均寿命は10年から15年程度とされていますが、適切なケアを行えば、20年以上、さらには40年以上も機能し続けることが可能です。
インプラントを長持ちさせるためには、以下の3つのポイントが重要です。
- 定期的なメンテナンスを受けること
- 徹底したセルフケアを心がけること
- 喫煙や歯ぎしりなどの生活習慣に気をつけること
また、インプラントの寿命は、最初の治療の質によっても大きく左右されます。CT画像と3Dシミュレーションを使った精密な治療計画、信頼できるインプラントシステムの使用、経験豊富なドクターによる治療など、治療前の準備が非常に重要です。
当院では、「間違いのないインプラント治療」を目指し、見た目と噛み心地の両方を考えた治療プランをご提案しています。転倒で前歯が折れてしまったケースや、他院で「骨が足りないのでインプラントは難しい」と言われたケースなど、さまざまな症例でインプラントと骨造成を組み合わせた治療を行い、長期的な経過も良好です。
治療後も定期的なメインテナンスを通じて、インプラントを長く快適に使っていただけるようサポートしています。
インプラント治療に興味はあるけれど、「痛くないかな?」「ちゃんと長持ちするかな?」と不安に感じている方は、まずはカウンセリングでじっくりご相談ください。あなたのお口の状態に合わせた最適な治療プランをご提案いたします。
「自分の歯のようにしっかり噛める状態を長く保つこと」を大切に、一緒にお口の健康を守っていきましょう。
監修医師
鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴
宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業
宇都宮高校 卒業
昭和大学歯学部 卒業
千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)
千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員
安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務
オーキッド歯科クリニック 勤務
オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任
鈴木歯科医院 副院長 就任
所属
公益社団法人日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
挨拶
はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。
2026年1月7日
芸能人にインプラントが多いのはなぜ?人気の理由と治療の実際を歯科医が解説

芸能人がインプラントを選ぶ理由とは
テレビや雑誌で見る芸能人の方々は、いつも美しい笑顔で私たちを魅了してくれます。
その笑顔の裏には、実はインプラント治療を受けている方が少なくありません。なぜ芸能人の方々はインプラントを選ぶのでしょうか。それには、いくつかの明確な理由があります。
人前に立つ機会が多い芸能人にとって、歯の美しさは非常に重要な要素です。歯が欠けていたり、入れ歯が目立ったりすることは、仕事に大きな影響を与えてしまいます。インプラントは天然歯に近い自然な見た目を実現できるため、カメラの前でも違和感なく笑顔を見せることができます。
審美性の高さが最大の魅力
インプラント治療が芸能人に選ばれる最大の理由は、その審美性の高さにあります。
インプラントで装着される人工歯は、天然の歯とほぼ見分けがつかないほど自然な見た目をしています。色や形、透明感まで細かく調整できるため、周囲の歯と完全に調和させることが可能です。特に前歯の治療では、この審美性の高さが重要になります。
ブリッジや入れ歯と比較すると、その差は明らかです。ブリッジは金属のバネが見えることがあり、入れ歯は装着感が不自然になりがちです。一方、インプラントは歯茎から自然に生えているように見えるため、至近距離で見られても気づかれにくいのです。
撮影やステージ上では、照明の下で長時間過ごすことになります。そんな環境でも、インプラントなら自信を持って笑顔を見せることができます。これは芸能人にとって、非常に大きなメリットといえるでしょう。
発音や発声への影響が少ない

歌手や俳優にとって、発音や発声は仕事の根幹に関わる重要な要素です。
歯の状態は、発音や発声に大きな影響を及ぼします。歯が欠けていたり、入れ歯が合っていなかったりすると、すき間から空気が漏れてしまい、うまく発音できなくなることがあります。特に「サ行」や「タ行」といった音は、歯の状態に左右されやすいのです。
入れ歯の場合、装置が口の中で動いてしまうことがあり、発音が不安定になりがちです。また、入れ歯の厚みが舌の動きを妨げることもあります。ブリッジも、構造によっては発音に影響を与える可能性があります。
インプラントは顎の骨にしっかりと固定されるため、天然歯と同じように安定しています。舌の動きを妨げることもなく、自然な発音や発声が可能です。歌手が高音を出すときや、俳優が台詞を言うときにも、インプラントなら心配がありません。
長時間の撮影や公演でも、インプラントなら安定したパフォーマンスを維持できます。これは芸能活動を続けるうえで、非常に重要なポイントといえるでしょう。
治療期間の短さと耐久性の高さ
芸能人は多忙なスケジュールを抱えているため、治療期間の長さは大きな懸念事項です。
歯列矯正の場合、治療が完了するまでに2~3年ほどの期間を要します。その間、専用の装置を歯に取り付けなければならず、表側に装着するタイプだと周りから気づかれてしまいます。一方、インプラント治療の期間は半年ほどで、仮歯を装着するため外見上の違和感もほとんどありません。
治療期間中も、芸能活動を続けることができます。仮歯は見た目も機能も優れているため、撮影やイベントにも支障がありません。これは、仕事を休むことが難しい芸能人にとって、大きなメリットといえます。
耐久性の面でも、インプラントは優れています。一般的なインプラントの寿命は10~15年ほどで、適切なメンテナンスを行えば、さらに長く使用することも可能です。ブリッジや入れ歯の寿命が5~8年ほどであることを考えると、インプラントの耐久性の高さがわかります。
白さが劣化しない点も、インプラントの大きな特徴です。セラミックやジルコニアといった素材は、変色しにくく、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。通院の手間が少ないインプラントは、忙しい芸能人にとって理想的な治療法といえるでしょう。
費用対効果の高さと長期的な安定性
インプラント治療は決して安価ではありませんが、長期的に見ると費用対効果が高いといえます。
初期費用は高額になりますが、耐久性が高いため、何度も治療を繰り返す必要がありません。ブリッジや入れ歯の場合、数年ごとに作り直す必要があり、結果として費用がかさんでしまうことがあります。インプラントなら、一度の治療で長期間使用できるため、トータルコストを抑えることができます。
インプラントは顎の骨としっかりと結合するため、強度が高く、長持ちします。天然歯と同じようにしっかり噛むことができるため、食事の制限もありません。硬い食べ物でも問題なく噛むことができ、食事を楽しむことができます。
芸能人は仕事柄、食事のシーンを撮影することも多くあります。インプラントなら、どんな食べ物でも自然に噛むことができるため、撮影にも支障がありません。これは、芸能活動を続けるうえで重要なポイントです。
長期的な安定性という点でも、インプラントは優れています。適切なメンテナンスを行えば、10年以上、場合によっては一生使用することも可能です。定期的な検診とセルフケアを欠かさないことで、良好な状態を保つことができます。
健康な歯を守ることができる

インプラント治療の大きなメリットの一つは、周囲の健康な歯を傷つけずに済むことです。
ブリッジ治療の場合、失った歯の両隣の歯を削る必要があります。健康な歯を削ることは、将来的にその歯を失うリスクを高めてしまいます。また、ブリッジと歯肉の隙間に汚れが溜まりやすいため、歯磨きによるセルフケアが重要になります。
インプラントは失った歯の部分にのみ施術されるため、隣接する歯にダメージを与えません。健康な歯を守りたいという方にとって、インプラントは魅力的な選択肢といえます。特に、若い世代の芸能人にとって、将来の歯の健康を考えることは重要です。
顎の骨が痩せるのを防げる点も、インプラントの大きなメリットです。歯を失うと、その部分の顎の骨が徐々に吸収されていきます。インプラントは顎の骨に埋め込まれるため、噛む力が骨に伝わり、骨の吸収を防ぐことができます。
顎の骨が痩せると、顔の輪郭が変わってしまうことがあります。芸能人にとって、顔の輪郭は非常に重要な要素です。インプラントなら、顔の輪郭を保ちながら、歯の機能を回復することができます。
自信の向上とパフォーマンスへの好影響
歯の状態は、自信に大きく影響します。
歯が欠けていたり、入れ歯が気になったりすると、人前で笑うことをためらってしまうことがあります。芸能人にとって、笑顔は仕事の一部です。インプラント治療で美しい歯を取り戻すことで、自信を持って笑顔を見せることができるようになります。
自信が向上すると、パフォーマンスにも好影響が出ます。撮影やステージ上で、自然な笑顔を見せることができるようになり、表現の幅が広がります。視聴者やファンにも、その変化は伝わるでしょう。
インプラント治療は、単に歯を補うだけではありません。自信を取り戻し、人生の質を向上させることができる治療法です。芸能人だけでなく、一般の方にとっても、インプラントは魅力的な選択肢といえるでしょう。
当院のインプラント治療について

宇都宮市の鈴木歯科医院では、「間違いのないインプラント治療」を目指しています。
歯を失った部分にただインプラントを埋めるのではなく、CT画像と3Dシミュレーションを使って、見た目・噛み合わせ・お口全体のバランスを踏まえた「正しい位置」を導き出してから治療を進めます。必要に応じて骨を作る手術(骨造成)やガイデッドサージェリーも行い、シミュレーション通りの位置に精密に埋入していきます。
手術は局所麻酔をしっかり効かせたうえで行うため、できるだけ痛みを抑え、通院回数や治療期間の負担を減らすことにも配慮しています。フラップレス手術や骨造成を伴うケース、複数本の埋入が必要なケースまで、500例以上のインプラント治療経験を持つドクターが担当し、他院で「難しい」と言われた方の相談にも対応しています。
使用するインプラントは、世界的に実績のあるノーベルバイオケア社製です。本体だけでなく、仮歯の土台や最終的な被せものを固定するネジに至るまで純正パーツを採用し、長期的な安定性を重視しています。さらに、近年問題になりやすいインプラント周囲炎を予防するため、セメントを使わないネジ固定式+フルジルコニアの被せものを標準とし、お手入れしやすく清潔な状態を保ちやすい設計にしている点も特徴です。
実際には、転倒で前歯が折れてしまったケースや、他院で「骨が足りないのでインプラントは難しい」と言われたケースなど、さまざまな症例でインプラントと骨造成を組み合わせた治療を行い、長期的な経過も良好です。治療後も定期的なメインテナンスを通じて、インプラントを長く快適に使っていただけるようサポートしています。
※インプラント治療は外科処置を伴う自由診療です。術後の腫れや痛み、インプラント周囲の炎症・脱落などのリスクがあり、良好な経過のためには日々のケアと定期検診が欠かせません。
まとめ
芸能人にインプラントが多い理由は、審美性の高さ、発音や発声への影響の少なさ、治療期間の短さ、耐久性の高さ、費用対効果の良さ、健康な歯を守れること、そして自信の向上につながることなど、多くのメリットがあるためです。
インプラント治療は、芸能人だけでなく、一般の方にとっても魅力的な選択肢です。歯を失ってお悩みの方は、ぜひインプラント治療をご検討ください。
当院では、一人ひとりの患者様の不安な気持ちに寄り添い、症状やご希望に合わせた最適な治療プランをご提案しています。不安な点があれば、まずはカウンセリングでじっくりご相談ください。美しい笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
監修医師
鈴木歯科医院 副院長 鈴木 寿和 先生

経歴
宇都宮大学教育学部附属中学校 卒業
宇都宮高校 卒業
昭和大学歯学部 卒業
千葉大学医学部大学院 卒業 (医学博士)
千葉大学医学部附属病院 歯科・顎・口腔外科 医員
安藤歯科 インプラントセンター東京 勤務
オーキッド歯科クリニック 勤務
オーキッド歯科クリニック 本院 院長就任
鈴木歯科医院 副院長 就任
所属
公益社団法人日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
挨拶
はじめまして。 鈴木歯科医院 副院長の鈴木寿和です。 千葉大学附属病院と横浜、銀座のクリニックで世界水準の歯科医療を学び、後輩の歯科医師の教育に携わる中で、地元の宇都宮でも世界基準の医療を提供したいと思い地元に戻って参りました。 自分が受けたい治療を提供する事をモットーに日々研鑽しておりますので、お口の健康を一緒に守っていきましょう。